内容説明
ハクチョウは、なぜ日本に渡ってくるの?氷の上で、寒くないの?宮城県伊豆沼・内沼で観察された、さまざまなハクチョウたちの姿。見れば見るほどおもしろいハクチョウの世界。
著者等紹介
嶋田哲郎[シマダテツオ]
1969年生まれ。(財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団主任研究員、博士(農学)。ラムサール条約登録湿地である伊豆沼・内沼において、ガンカモ類を中心とした沼に生息する鳥類の生態研究、自然再生事業や外来魚防除事業など沼の環境保全活動に取り組む
伊藤利喜雄[イトウリキオ]
1951年岩手県一関生まれ。長年伊豆沼を中心に身近な自然を撮り続けている。伊豆沼・内沼の自然フォトコンテストで、第10回最優秀賞、第11回優秀賞ほか、多数入選している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まみっち
6
小さかった時に、ハクチョウにえさをあげようとして、手をくちばしで挟まれて(しかも2回!)それからはちょっと苦手な動物だったのですが、この本を読んでかわいいなと思ったし前より好きになれました!2012/10/23
ぷーきん
5
9歳から。宮城県の伊豆沼・内沼に飛来するハクチョウ。10月〜3月までの様子を写真と解説で紹介します。生物多様性を守る活動を紹介するシリーズなので、伊豆沼でのマモコ(ハクチョウの餌になり、水をきれいにする)を増やす活動にもふれられています。ハクチョウの姿、美しい。青空を編隊をくんで飛んでいるハクチョウも素敵ですが、光る湖面を翔けて水しぶきをたてながら飛び立つ姿が良かった。偶然にも同時期に渡りをする鳥の本を読んでいたので、渡り鳥って浪漫だなぁと思いながら読みました。2015/04/25
猫月 さや
0
2012年出版。知識系写真絵本。ハクチョウの冬の生態について詳しく説明。文中に出てくる「生物多様性3つの考え方」(種の多様性、遺伝子の多様性、生態系の多様性)について、もう少し説明が欲しいかも。2012/12/14