富士見ファンタジア文庫<br> 追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ〈2〉

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富士見ファンタジア文庫
追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040721958
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

キミとの時間を紡ぐ物語――第二幕季節が秋へ移りゆく頃、真の出会いを果たしたマサキとハルカ。平穏な日々が続く中、マサキは携帯電話に奇妙なメールを次々に受信し始める。送られてくるメールの内容は、どうやら未来からのメッセージらしく――

田辺 屋敷[タナベ ヤシキ]
第29回ファンタジア大賞にて「だから少年は彼女を消すことにした」金賞+審査員特別賞を受賞。本作を改題・加筆修正してデビュー

美和野 らぐ[ミワノ ラグ]

内容説明

木々が紅く染まりゆく季節。俺、篠山マサキは風間ハルカと真の出会いを果たした。平穏な時間を取り戻したと思ったのも束の間で、ある日から俺の携帯に奇妙なメールが届き始める。「あの男、私にこんな恥ずかしい格好を…!」「マサキが風呂場のことを忘れますように」身に覚えのない文章が届いた後、確かに俺はハルカにエロい和服を着せて文化祭を盛り上げ、幼馴染みの入浴姿を目撃した。まるで、メールが未来を予知しているかのように…。ハガキの次はメールだってのか?更に、俺の昔の野球仲間で、今のハルカと同じ学校に通っているという少女が現れて―。キミとの時間を紡ぐ青春譚。

著者等紹介

田辺屋敷[タナベヤシキ]
『追伸ソラゴトに微笑んだ君へ』の1巻にてデビュー、大阪生まれの大阪育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

40
風間ハルカと再会できた篠山マサキ。平穏な時間を取り戻したと思ったら、今度は携帯に奇妙なメールが届き始める第二弾。きれいにまとまった前巻からどう続けるのか気になった二巻目でしたが、未来を予知するかのようなメールをアクセントに、マサキが知る彼女とは少し変わりつつも面倒可愛いハルカとの関係や、幼馴染ユミとリカのエピソードも絡めつつ、謎のメールをうまく活かし分岐点でうまくフォローして事態を収拾していくマサキの行動力が効いていて面白かったです。しかし最後の思わぬ展開が何をもたらすのか、続巻が楽しみになってきました。2017/05/20

かんけー

27
まさかの続編(^.^)♪ヒロインハルカが猫を被ったブリっ子にチェンジ?とか(笑)マサキは神社の祠でガラケータイプの携帯を見つけて?送られて来るメールが未来予知?と言う面白い設定で♪マサキは最初戸惑うが、色んな予知?を知らせてくるこのメール機能にニヤニヤ(^_^;)イイ気になって使って痛い目を見るとww文化祭の演劇、オズの魔法使いとハルカの高校の合唱コンクールを中盤以降のメインとし、本気で向き合う事と無気力さとの比較を対にして描写して、ユミとリカのサブヒロインに何が大切で重要なのかを気付かせる?その合間に→2017/06/09

わたー

24
★★★☆☆1巻で綺麗に終わった作品のまさかの続刊。前巻ラストの余韻が心地よかっただけに、どう続くのか楽しみにしていた。しかし、期待値が大きかっただけに、少々不満が残る内容だったかな。過去を変える手紙から、未来を予言するメールへと題材が変わったことで、事実の改変が大小問わずより容易になったことが引っ掛かりを覚えた一番の要因かなと。そこを除いた、二人の気のおけない言い合いなどの青春モノとしての側面はよかった。またリセットされてしまった関係はどうなるのか、次巻に期待したい。2017/07/20

かわゆきか

24
おい、前巻の感動的な再会での告白が、いきなり無かった事になってるし!台無しじゃん!!話が面白かったのは変わらずだけど、なんか納得いかんぞ。そして今回も最後にえぇ〜?またかよ。次回は納得いくように纏めてよ?!2017/05/27

ナカショー

24
まさかの続刊。前回は過去へ送られたはがきに対して、今回は未来がわかるガラケーのメール。1巻でキレイに終わっていたのでここからどう繋いでいくのか気になって読みましたが、未来がわかるという設定が上手く噛み合っていてとても面白かったです。最後の引きも気になるところなので、次巻も楽しみです。2017/05/22

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