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出版社内容情報
秋田みやびが描くディルフラムの冒険はハートフル&デッドリー?有能な人族奴隷たちが切り盛りしているドレイク伯爵家。跡取りドレイクのロランはちょっと頼りないが、時がたてば成長もするでしょ、と思っていたら――「余がいま当主に!?」。突然の当主交代劇に伯爵家は没落か?
秋田 みやび[アキタ ミヤビ]
神戸に本拠を構えるグループSNE所属の作家。王道のストーリー展開を、愛嬌あるキャラクターで軽妙に進む作風が人気を博し、数々のシリーズを立ち上げた。動物好きでエッセイなども手がける。代表作に「新米女神の勇者たち」シリーズ(富士見書房)など、著書多数。
グループSNE[グループエスエヌイー]
今野 隼史[コンノ タカシ]
内容説明
ここは蛮族が治める地“紫闇の国”ディルフラム。ドレイク伯爵家ヴァルテックの跡取り息子・ロランはちょっと頼りないが、有能な人族奴隷たちの助けもあり、領の平和と繁栄は保たれていた。時が経てばロランも立派なドレイクになるはず、と思っていたら―「なんと!?余がいますぐ父上の代行に!?」当主交代劇は近隣領の策略か。伯爵家は没落必至!?秋田みやびが描く新リプレイは、蛮族領を舞台にした新たな冒険。ハートフル&デッドリーで、いざ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
24
リプレイ。蛮族(バルバロス)メインのキャラクター作成、舞台も蛮族領。力こそ正義、人間は奴隷で食材。という設定なんだけど、PCの性格や行動は通常運転なものだから、蛮族・即・斬、ではない、と、ついつい忘れてしまう。まるまる肥えた人族はうまそう、てのが世の中の常識なら、人族の奴隷の生活環境に気を配り、交渉と思いやりで状況の改善をめざすPCは、さぞかし変人(変蛮族)なんだろうなあ。父の死の真相と母の行方を求めるPC1に、自業自得とはいえ新たな探索までくっついて、おもしろくなってきたとゆーか、心配でならんとゆーか。2017/01/20
水無月冬弥
6
#TRPG やっちまったー!ってな感じの1巻ですね。まあ、事故であるんですが、プレイヤー側に責任があるのが誰もせめられないところですね。しかし、設定とシナリオとGMの性格から、ダークなのかゆるいのかよくわからない雰囲気ですが、どんな感じで進んでいくんですかね?2017/02/02
ユラニト
5
しばらく触れていなかったSW2.0の世界、舞台になる国ディルフラムといい新鮮な笑いが出ます。 秋田みやびさんのリプレイは相変わらずすごくタイミングよく事故りますね……次回は一体どうなるのか、このキャンペーン成功するの?とワクワク楽しみにしています。2017/01/23
j1296118
3
口絵での坊ちゃんが、何かオチのある場面かと思っていたらそのまんま事実で、没落度合いが予想の数段上(下)を行く有様に2017/06/10
虹川拓斗
3
またやっちまってますねえ。蛮族領の蛮族坊っちゃまと愉快な奴隷たち。秋田GMのテイストはいつも通り面白いと思います。そこに蛮族領って設定もうまく乗ってていいんじゃないでしょうか。やっちまったところから、どうやって起死回生を決めるのか楽しみですね。2017/02/07
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