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内容説明
帝国の“うつけ皇子”サイファカールに辺境長官赴任の勅命が下る。次代皇帝の座を巡る政争と陰謀が渦巻く宮廷から放逐され、歴史の影に埋もれるものと誰もが思っていた。だが―「帝都より伝令!一刻を争う事態とのこと!」突如としてもたらされた、世界帝国の命運を揺るがす報!「この後、帝国は大いに荒れるだろうね。それを食い止める」サイファカールの才を信じ、ともに立ち上がる盟友たち。「見てみたい、この方の行く末を。この方の戦いを―」“うつけ皇子”か?それとも“希代の英雄”か?野に放たれた虎が帝国の運命を大きく変転させる興亡記、いま開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
6
うつけ皇子と言われるサイファカールが辺境へ赴任した事を契機に美女ばかりの部下たちと共に「稀代の英雄」として歩んでいく戦記モノ。ちょいちょい都合の良いハーレム展開が挿入されますが、全てスルーしていくサイファカールの覇道も中々凄い。面白い要素は多いものの、私はもうここでリタイアかな。2019/05/11
タリぃ
1
戦記というにはすこしばかり内容がこじんまりとしてるかな。2016/06/22
じゅんぽろ
0
久し振りに一気に読んだ。面白い。戦記ファンタジーはどうしても長くなるので敬遠ぎみになってしまうが結構好きな分野。今回の主人公は亡国の王子でも軍師でも剣士でもないれっきとした帝国の第六皇子。不遇をかこつはずが父皇帝の突然の死の知らせにこれからどうなる…というところ。周りを取り巻く女性陣も魅力的だが、会話や状況変化のテンポが小気味いい。ただ、わざわざ歴史書の体を取らなくても良かったのでは? ちょっと邪魔くさい。2017/09/24
MNK2
0
ラノベの戦記物を読みたくて…。なんでしょ?小学生向けの内容に文体。「プリンセスミネルバ」以来の舞阪作品でしたが、続きを読むのはきつい。 同時に「グランクレスト戦記」も読んでいるのでなおのことしょぼさが際立つ。2015/08/22
DARK
0
権謀術数の解説がわかりやすくて良いですね。ただ、下ネタが多いのは蛇足な気はします。次巻も読んでみたいです。2022/08/07