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内容説明
『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』それは遠い昔の約束。彼がまだ“将来”の意味を知る前の―。霊的災害“霊災”が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。陰陽師の名門に生まれながら、才能はからっきし。この16年の人生で、死にかけた回数12回。そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前に訪れる。「久しぶりです―春虎君」土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。彼女との再会が、春虎をかつて見た“将来”へ―波乱に充ちた“未来”へと導き始める!闇に舞う鴉たちの、時を超える陰×陽ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
daidainngo
4
友人に薦められて。たまにはこういうのも良い。2017/09/27
524
4
☆5 【人災】霊災が多発する世界、名家に生まれながら陰陽師になれなかった少年と幼馴染のヒロインのバトルコメディ。面白くなりそうな要素は見られるのだが、とにかくバトルシーンが頭に浮かんでこなくて辛い。用語がすごく多いわけではないのだが、紛らわしい用語が多い気がする。そして、設定的には霊災を引き起こす障気と戦う陰陽師という構成にしたいはずなのに、バトルがどれも人災なせいで話の軸がみえてこなくて辛い。【お気に入りキャラ:なし】2016/04/12
ils1259
4
9点/10点 よい。とてもよい。1本の作品として非常にバランスがとれており、どのパートも安定して面白く読むことができる。まさにプロの技。バトルも特に趣向が凝らされてるとは思えないのになぜか飽きが来ない。要所要所に仕掛けられたギミックも見事で、先の見えない物語を展開してくれる。大変満足度の高い一冊。続刊も期待。2016/03/01
ぱちこ
4
やっと読んだ いろいろ伏線があって気になる2015/03/02
凌
3
アニメ視聴済み。アニメを見てた時から不思議だった「オーダー」をやっと理解。やっぱり文字でないと補足出来ない部分も多くて原作を読んでからの方が面白い。学園編に入る前のプロローグ。頑張れ夏目、鈍感過ぎる春虎に負けるな。2015/08/25