富士見L文庫<br> 黎明国花伝―星読の姉妹

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富士見L文庫
黎明国花伝―星読の姉妹

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040709512
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

荒廃した国、苦しむ民――姉妹が国を救うグランドロマン開幕!女でありながら武人の姉・スウェンと、知に秀でる妹・ルシェ。身体のどこかに浮く花の形の痣と、「星読の力」と呼ばれる予知能力を合わせ持つ女王が国を治める黎明国で、姉妹は二人ともが女王候補の資質を持ちながら、辺境の地で隠れ暮らしていた。しかし女王の陰謀で肉親を殺され、離ればなれに暮らすことを余儀なくされた姉妹は、苦しむ民のため女王と戦うことを決意する。荒廃した大地に立つ運命の姉妹のグランドロマン、開幕!


喜咲冬子[キサキトウコ]
第3回ラノベ文芸大賞にて「黎明国花伝 星読の姉妹」(受賞後改題改稿)が審査員特別賞を受賞。

伊藤 明十[イトウ アキト]

内容説明

女でありながら武人の姉・スウェンと、知に秀でた妹のルシェ。身体のどこかに浮く花の形の痣と、「星読の力」と呼ばれる予知能力を併せ持つ女王が国を治める黎明国で、姉妹は二人ともが女王候補の資質を持ちながら、争いを避け辺境の地で隠れ暮らしていた。しかし女王の陰謀で肉親を殺され、離ればなれに暮らすことを余儀なくされる。一族の無念を晴らし苦しむ民を救うため、女王と戦うことを決意した姉妹だったが、再び女王の魔の手が迫り―。荒野に立つ姉妹の運命が交錯するグランドロマン、開幕!

著者等紹介

喜咲冬子[キサキトウコ]
2015年、第三回ラノベ文芸大賞にて『黎明国花伝―星読の姉妹』(受賞後改題改稿)が、緻密な世界観設定と対照的な姉妹の生き様を鮮やかに描き、審査員特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

41
うーん、世界観が説明口調になってしまっているし、登場人物も誰が誰やらという感じで、インパクトが足りないと感じた。2016/08/10

ぐっち

26
古代日本をほうふつとさせる国でのファンタジー。短い話なのにそれぞれのキャラの視点が入ってちょっと読みにくかったです。ヒロイン姉妹に譲り合われるヒーロー(笑)。「夜に訪う」のところが個人的には盛り上がったのに案外あっさりだった。ヒロインはルシェに、商人はエルダに絞った方が読みやすかったかも?2016/10/15

徳浄さん

24
ぶらっと本屋さんに立ち寄って面白そうと思って買った本。古代の邪馬台国のような国。花のような痣と予知夢の能力のある巫女女王が代々治めるが、その歴史の中での政争が悲劇を生む。しっかりとした筋立てで主人公たちのキャラ立ちもしっかりとしている。彼らをもっと追いたいと思う。2017/04/25

nono

19
図書館本。黎明国という架空の国を舞台に、圧政で国民を苦しめる女王の元、両親を殺されたルシェとスウェン、そしてキナンの三人兄妹の運命は⁉理不尽な運命を厭いながらも国の為、惨殺された両親の為に力を蓄える三人、そして国同士の都合ながらも助力を惜しまない恋の相手等登場人物も多彩で、先が気になり一気読みでした。残された兄妹の互いの信頼、気遣い、そして何より持てる力を無駄にする事無く前を向くお話、楽しかったです。続編もあるらしい、こちらも楽しみです。2018/01/22

まぁち

15
富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞受賞作。 「星読みの力」と呼ばれる予知能力をもつ女王が治めている国のお話。ファンタジーだが歴史物語のようで、前半は世界観設定と登場人物を飲み込むのに時間がかかった。しかし後半、物語が動き出すとぐいぐい引き込まれていった。凛として強くたくましいキャラクターも魅力的だったが、世界観の説明にページを奪われているせいか、あまり掘り下げられていなかったのが残念。もう少し心理描写も緻密になればラノベの枠を越える作家さんになれそう…今後に期待。2016/07/13

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