富士見L文庫<br> 九十九さん家のあやかし事情〈4〉五人の兄と、大神の子守唄

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富士見L文庫
九十九さん家のあやかし事情〈4〉五人の兄と、大神の子守唄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040709345
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

九十九家兄妹の日常を訪う、“あやかしを封じる箱”の秘密。ついに“あやかしの許嫁”天邪鬼の事情をほどいたあかね。五人の兄の不思議な力は失われたものの、元の穏やかな日々が戻ってきた。そんな折、かつてあかねが封印を解いた“あやかし箱”を求める人物が現れて……?

椎名 蓮月[シイナ レンゲツ]
独特な和風ファンタジーの世界観と、人物に寄り添う人間ドラマ展開を得手とする実力派作家。1作1もふを心がける。代表作に『紅のトリニティ』『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズ(KADOKAWA)などがある。

新井 テル子[アライ テルコ]

vient[ヴィエント]

内容説明

亡き父からの手紙に端を発した一連のあやかし事情―あかねを迎えに来るという“あやかしの許嫁”天邪鬼の縺れた絆をほどいた九十九家の兄妹たち。五人の兄の不思議な力は失われたものの、元の穏やかな日々が戻っていた。やがて春も過ぎた頃。近所で暮らすあやかし達から、気になる情報がもたらされる。大神のあやかしを従えた謎の人物が、かつてあかねたちが封印を解いた“あやかしを封じる箱”を求め、各地の社を訪ね回っているそうで…?あやかしと共にあるもう一つの家族の形に、兄妹たちは触れていく。

著者等紹介

椎名蓮月[シイナレンゲツ]
『紅のトリニティ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

55
家族であってもいつかは離れて行く・・行かねばならないものだ。そんな時少しでもゆとりがあって大学に行かせてもらえるなら行った方がいいと思う、百ちゃんみたいに演説はできないけれど。家庭、家庭に色々悩みはあるわけですが、潤ちゃんのお婆さんが悪のあやかしに見えましたよ!。さて後一巻となりました。あかねさんにも若葉さんにも家庭教師が付いたのですから無事進学できるでしょうが・・将来の夢は何になるんでしょうね2020/02/12

佐島楓

55
あかねは、お兄さんたちや友達に恵まれていて、きちんと守られていていいな。その一方で、暁への想いも自覚している。難しい年ごろだけれど、天然で素直な子なので、あまり心配は・・・してないかな?2016/08/12

よっしー

27
天邪鬼が落ち着いたと思えば、次はあやかし箱絡みの問題が発生しました。結果的には大団円…といえるのかもしれませんが、あかねの無謀さにヒヤッとさせられました。そして、暁の名前はかなり頻繁に登場する物の、本人はどうしているのかさっぱりですね。家庭環境や心酔している弟の存在、残り一冊で明らかになるのでしょうか。2022/08/07

しましまこ

17
『あやかしを封じる箱』を探し求める大神憑きの綺麗な青年、新キャラ登場。またしても全力でシスコンを誇る兄達に加え、狐くんまで独占欲丸出しで楽しい。うさちゃんと狐くんの真の姿も!2016/06/25

伶夜

15
『よいではないか。学べる身分にあるのだから、学んでおけ。学んで悪いことなど何もないぞ』(本文より)2018/03/07

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