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出版社内容情報
独占欲の強い愛に飢えた六喰を、デレさせろ!?宇宙にいる六喰のもとへ辿り着いた士道。激戦の末、六喰の心を開くことには成功するのだが……。「むくと契る以上、おなごたちとは金輪際会わぬと誓うのじゃぞ」六喰に厳しい条件を突き付けられ――。
橘 公司[タチバナ コウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞<準入選>受賞作『蒼穹のカルマ』でデビュー。続く第2作目『デート・ア・ライブ』シリーズはシリーズ累計400万部突破の人気作となる。
つなこ[ツナコ]
内容説明
天使の力によって自らの心を閉ざし、宇宙空間を漂う精霊、星宮六喰。救いを拒絶された五河士道は、己の葛藤を振り切り、新型“フラクシナス”と精霊たちの力を借りて再び六喰と対峙を果たす。DEMのエレン操る“ゲーティア”と、アルテミシアも介入した激戦の中、士道は六喰の心を開くことに成功する。表情豊かに懐いてくる激変した六喰に戸惑いながらも、デートし好感度を上げていく士道だが…。「むくと契る以上、おなごたちとは金輪際会わぬと誓うのじゃぞ」六喰から厳しすぎる条件を突き付けられてしまい―。重すぎる愛情と強い独占欲を秘めた精霊を説得するため、デートして、デレさせろ!?
著者等紹介
橘公司[タチバナコウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
42
心を閉ざした六喰の心を開かせるため、再び宇宙へ旅立つ士道。「贋造魔女」の鍵によって六喰の心を開くことに成功した士道だが、愛に飢えた六喰は、士道を独占するため皆に鍵をかけてしまい…。六喰編後編。精霊を救うことに対するエゴ,葛藤に苛まれた前編に対し、後編は吹っ切れて序盤から激しい戦闘から。「贋造魔女」に「氷結傀儡」と皆の力を巧みに使ってと、士道もなかなか戦闘慣れして来たね。新生フラクシナスと因縁のゲーティアとの艦戦も盛り上がったね。そして心を開いてからの六喰とのデート戦は、愛に見捨てられた過去から→2016/09/17
ナカショー
38
六喰編後編。士道と他の尽力により遂に六喰の心を開かせることに成功した。今までが嘘のように感情を表に出してくる六喰は実は純愛サイコヤンデレでしたという脅威的な性格で・・・・・・な第15巻。今回は色々な要素が沢山詰め込まれていて読んでてとても楽しかったです。まさか反転十香や綺麗な折紙が出てくるとは思わなかったです。もっと出てきてもええんやで?そんな六喰も無事救いまた学校生活が始まった矢先に再登場の狂三。どんな意図でまた学校に来たのか次巻が楽しみです。その前に短編集だ!2016/11/24
よっち
36
宇宙にいる心を閉ざした精霊・六喰の心を開くことには成功した士道。しかし彼女から厳しい条件を突きつけられ、それが思わぬ事態に繋がってゆく第十五弾。掴みどころのない感のあった六喰が心を開いたことで見せた、過剰な独占欲とその裏にある真意。それがなぜかシュールなことにも無表情でチャレンジする反転十香と張り合う展開になるとは思わなかったですけど、彼女やデビル折紙も普段とは違う意味で魅力があったりで、じんわり来るような結末も良かったです。そういうタイミングで登場する狂三の目的がいかなるものか、次巻も期待できそうですね2016/09/17
わたー
25
★★★★★六喰回後編。なのに、表紙の反転十香さんはいったい…と思ったのだが、読んでみるとなるほど納得。前半は精霊を救うというエゴを乗り越えた士道が六喰の心を開くまで。CRユニット+限定霊装の折紙がよかった。後半は病んでいるほど過剰な独占欲を発揮した六喰の攻略。仲間たちの記憶が封印されてしまったからこそ、二重の精神性をもつ彼女たちが輝いていて、個人的には満足だったかな。次巻はいよいよ最悪の精霊再び。楽しみだ。2016/09/20
ツバサ
21
六喰攻略完了。今までで1番攻略する過程で絶望感を味わった気がする。ヤンデレで誰にも心を開かない六喰を攻略するのは同じような家庭環境だった士道だけだ。次巻は遂に狂三の攻略に入るのかと思ったらアンコールですか。まぁ面白いんでしょうけど、アンコールの巻数が増えてきたのがちょっと気になるな。2016/09/17