富士見ファンタジア文庫<br> セブンキャストのひきこもり魔術王〈2〉

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富士見ファンタジア文庫
セブンキャストのひきこもり魔術王〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040709024
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

魔術文化祭、開幕!! ――それでも、魔術王はひきこもる!?初の親友ブランの正体を知ったデュセルは、一層デレデレ――でも、デートに来るのは分身ばかりで、相変わらず魔術王はひきこもる。だが、魔術文化祭を控えた学園に、七詠唱を狙うステラの父・スティーヴンが現れ!?

岬 かつみ[ミサキ カツミ]
第26回ファンタジア大賞金賞受賞作「オー・ドロボー!」にてデビュー。

mmu[エムエムユウ]

内容説明

魔術文化祭の開催が迫る中、魔術王は相変わらずひきこもる。出店するフィギュア屋も分身に店番させて自分は二度寝三昧…。そのはずが、初めての親友にデレデレのデュセルは、海にプールに遊園地にとブランを遊びに誘いまくり!もちろん文化祭も一緒に歩きたい―だが、急接近したいのはステラも同じで?学園生活が華やぐのも束の間、突如ブラン邸に現れたのは因縁の大魔術師・アンジェ!なんとブランを弟子に迎えると言うのだ!?さらには、ステラの父であり『神獣殺し』の異名をとる最強の国家魔術師スティーヴンが『七詠唱』を狙い入国!?それでも魔術王はひきこもる。門外不出にして、最強となれ。

著者等紹介

岬かつみ[ミサキカツミ]
第26回夏期ファンタジア大賞にて“金賞”を受賞。改題「オー・ドロボー!」にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
デュセルに正体を知られてしまったものの、相変わらず分身任せでひきこもりのブラン。魔術文化祭を控えた学園に、七詠唱を狙うステラの父でメトロポリタン大統領スティーヴンが現れる第二弾。気になる存在・ブランの正体を知らないままのステラと、着実に七詠唱の正体に近づいていく子煩悩な強敵スティーヴンの思惑が見事にすれ違い(苦笑)それに様々な思惑が絡んで負けず嫌い者同士が激突する展開になってゆく流れはとても面白かったです。ドタバタ劇を巧みに収束させて、仕込んだ伏線をうまく次に繋げてゆくところも見事で、続編が楽しみですね。2016/08/21

ナカショー

21
デュセルは全然女王らしくないけどむしろ親しみが持てていいかも知れない。後、前回モリガンに調教されてそれはそれは見事なシスコンぶりを披露したデュセルの姉たちが面白かったです。無事に重版がかかったようで何よりです。次巻も楽しみです。2016/10/05

真白優樹

12
文化祭を控えた学園に会長の父親で世界最強の魔術師が現れる今巻。―――守る為に、再び牙を剥け。冷徹な魔術師としての顔、だが父親の顔は子煩悩。そんな最強の魔術師は最強の名に相応しく一筋縄ではいかない力を見せつけ、再び襲来した大魔術師は気儘に暴れ回り更なる力を手に入れ、裏で悪事を企む悪達は最強の力に蹂躙される。舞台説明も終わり、更なる個性強な者達が舞台上に上がったこの物語、更に熱さと面白さが増し、いい感じに円熟してきている。自分の力で戦ったブラン、彼を中心に世界は回り、どこへと向かうのか。 次巻も楽しみである。2016/08/21

アポロガイスト

12
今回も面白かった!!一巻から思っていたがブランの能力はどちらかというと悪役向けで、その多勢に無勢の分身たちの攻勢を次々に単身返り討ちにしていく主人公補正の体現者ステラパパ。今回の敵役も凄く良い!パパ強すぎである。ブランも十分反則じみた魔術を使うのだが「あんなの反則だ」と言いたくなる気持ちも分かるし、主人公に勝てない悪役視点的な面白さがある。それでも最後はなんとかするのがブランの主人公としての面目躍如。そしてアンジェが師匠ポジという美味しいところをかっさらっていって大満足。にしても魔術文化祭楽しそうだな。2016/08/20

HANA

11
引きこもり主人公話、2巻。今回は文化祭を舞台にステラ父との話。主人公は絶対的な能力を持っているかと思いきやそんな感じでもない展開になってきてこれは楽しくなってきた感じ。キャラクターもそれぞれ面白いキャラなので次も楽しみ。2016/09/17

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