出版社内容情報
紐解かれていく、九十九家と“あやかしの許嫁”にまつわる事情。
あかねと5人の兄たちが、管狐の事件を収めてから少し後のこと。あかねは少しでもあやかし回収の役に立とうと、地域史料を調べに図書館へ赴いた。ところがそこで出会った兄の友人に、あやかしの気配を察知して……?
内容説明
あかねと五人の兄たちが、管狐の事件を収めてから少し後。あかねは自分も“あやかし回収”の役に立てるよう、郷土資料に手がかりを求め図書館を訪れていた。古びた資料室を探すうち、やがて見つけた一冊の本。綴られていた人身御供の物語に、あかねは九十九家と“あやかしの許嫁”をめぐる事情との奇妙な重なりを感じる。ところがその一方で、図書館を案内してくれた兄の友人にあやかしの気配を察知。回収へと赴くことにするのだが…。やがてあかねたちは、人とあやかしを結ぶ数々の絆と出会う。
著者等紹介
椎名蓮月[シイナレンゲツ]
『紅のトリニティ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
58
こういうお話って好きです。きっと若い方達が好まれる作品かと。私の場合は長女ですしこんな兄たちはおりませんでしたが同居していた叔父や叔母が5人。今は3人となってしまいましたがいまだに頭が上がりません(^^;。蔵に閉じ込められた事も、勉強を教えてくれるのを逃げ回って捕まえられた事も・・あちこち連れて行ってもらった事も今は懐かしい思い出です2020/02/12
佐島楓
40
うーん、導入部からピンとこなかった。私の体調のせいだ(ごめんなさい)。続編も読みます。2016/04/09
ななりー
35
シリーズ第2弾。相変わらず兄たちが妹を溺愛しすぎていて、ちょっとしたハーレム気分が味わえます。その中でも若葉のキャラがちょっと予想外でビックリ。敵に回したくない相手だなあ。新たなあやかし、かまいたちの茶々も登場。見た目オコジョとか可愛いんだろうなあ。風牙もだけど、うちに1体欲しいぐらい。また重要人物になりそうな暁さんも登場。あかねとダブルスコアな年齢だけど、今後の動向が楽しみ。あかねの父親のキャラも好みでした。九十九家の謎も気になる。キャラが多くなってきたから3巻を読むに向けて登場人物を整理したいなあ。2016/04/21
み
30
さくさくと♪キツネの次はオコジョ(^^)お話しは、どう進行するんだろ?ボチボチ読み進めます。2016/09/08
えりっち
27
新たに登場人物が増えてました。 まだまだ謎は多そうです。次作も楽しみ。2016/09/25
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