出版社内容情報
紐解かれていく、九十九家と“あやかしの許嫁”にまつわる事情。
あかねと5人の兄たちが、管狐の事件を収めてから少し後のこと。あかねは少しでもあやかし回収の役に立とうと、地域史料を調べに図書館へ赴いた。ところがそこで出会った兄の友人に、あやかしの気配を察知して……?
内容説明
あかねと五人の兄たちが、管狐の事件を収めてから少し後。あかねは自分も“あやかし回収”の役に立てるよう、郷土資料に手がかりを求め図書館を訪れていた。古びた資料室を探すうち、やがて見つけた一冊の本。綴られていた人身御供の物語に、あかねは九十九家と“あやかしの許嫁”をめぐる事情との奇妙な重なりを感じる。ところがその一方で、図書館を案内してくれた兄の友人にあやかしの気配を察知。回収へと赴くことにするのだが…。やがてあかねたちは、人とあやかしを結ぶ数々の絆と出会う。
著者等紹介
椎名蓮月[シイナレンゲツ]
『紅のトリニティ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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