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出版社内容情報
アメリカ人GM VS 英国人編集!? 予測不能の新シリーズ開幕!
ロックンロールなキャンペーンを作るためタッグを組んだ、アメリカ人GMと英国人編集。しかし音楽性やTRPG観の違いから、やがて互いの国家の威信をかけて激突することに!? 「決着はリプレイでつける!」
内容説明
Ladies and Gentlemen,Nice to see you again!!俺の名はベーテ・有理・黒崎―アメリカ人だ。今回の舞台は「差別なき弱肉強食」のレンドリフト帝国。バトルジャンキーなPCたちを相手にデッドリーでド派手な一大抒情詩的リプレイを描いていくぜ!そう意気込んでいた俺を待っていたのは、英国旗のシャツを着た、クレイジーな編集者だった―「このシナリオ、パンクじゃねぇな!」OK英国人、それなら戦争だ。勝負はTRPGで決めようぜ!!
目次
第1話 Labyrinth in the Sun―はみだし者は陽に迷う
第2話 It’s A Long Way to the Promised Cheese―夢見たチーズは遙か遠く
第3話 God Save the Empire―巫女よ我らを救い給え
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
24
リプレイ。巨漢が肩に少女を乗せている絵柄がものすごくツボなので、ダークトロールのおやじとアルビノ娘(拾われた人間)のコンビが、とてもかわいらしくてよかったです。でもブレードスカートで肩に乗ったら、おやじさんの顔がザクザク斬れちゃわないかな…。ワーウルフなのにバリスタをこよなく愛するトワイニアも、普段は無口なのに戦うときだけイキイキして、たいへん魅力的でした。銀貨を飛ばして大ダメージ出すの、かっこいい。おやじさんに忠実なところもよい。あと、戦意を喪失させるはずの魔法で敵パーティを殲滅する展開は、衝撃でした。2015/11/30
つくし
5
面白かった!! 最近読んだSW2.0リプレイの中では一番好き。皆ぶっ飛んでるのに不思議とかみ合ったPTキャラ達、3話それぞれテイストの違う冒険を見せる構成、どれも舞台と合致していて楽しい。他のリプレイではなかなか見れないものをごく当たり前のように見せてしまう手腕に拍手。それにしてもあの【ピース】は……嫌な事件、だったね……(遠い目2015/11/15
ちゃか
5
神聖魔法のピースがあれほど恐ろしい呪文だとは知らなかったなぁ……もうアレは『神聖魔法』という名の違う何かだろう。100%の正答ではないとGMが記していましたが、アレはアレで狂信者の雰囲気が出てて良かったと思いますがねー。雰囲気で過ぎちゃてトラウマになってしまったのが難しい所ですけど。 2015/11/02
水無月冬弥
3
#TRPG 1レベルからではなく、蛮族も込みということで凄く濃いPCたちだったこともあり楽しかった。シナリオも複雑じゃないけど、がっつりとバトルもあり、物語性もあってよかった。あとピース恐い2015/12/12
芳野伊月
2
最初はこんな濃いキャラ揃いでどうなるのか……と思ったりもしたけれど、非常に味があって素敵。オーソドックスなシナリオでもこんなに面白くなるんだなぁ。2016/06/06