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出版社内容情報
カナタ不在――E601小隊はバトルロワイアルを生き抜けるのか!?
空戦武踏祭が始まった。まずは三日に渡るオーブの奪い合いという過酷なバトルロワイアル。しかしミソラは、カナタを傷つけた失敗から立ち直っていなかった。その裏でゼスは、人型覇権への新たな一駒を投入する――!
内容説明
“魔甲蟲”という脅威によって地上を奪われ、天空の浮遊都市に人類が住まう世界。人類は魔力をもって“魔甲蟲”に対抗するウィザード―空戦魔導士を生み出していた。カナタ不在の中、空戦武踏祭が始まった。決勝トーナメントに進めるのは、バトルロワイアルを勝ち抜いた小隊だけ。しかしミソラはカナタのことが気にかかり、心ここにあらずで…。そんな中、ゼスの命を受けた“ベベル”代表小隊とリーゼリットが動き出す。教え子のピンチに、カナタは間に合うのか!?「あいつらの窮地に、俺がやらなきゃならないことがある―」裏切り者と落ちこぼれ少女たちの学園バトルファンタジー!
著者等紹介
諸星悠[モロボシユウ]
第24回後期ファンタジア大賞、金賞受賞作『空戦魔導士候補生の教官』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
カナタが自分をかばい負傷したことでミソラが精彩を欠いたまま、E601小隊は空戦武踏祭のバトルロワイアルに突入。その裏でゼスの命を受けたベベル代表小隊とリーゼリットが動き出す第九弾。不調なミソラを外すのではなく復活を待つ選択をした小隊。ミソラにとって仲間の存在は大きかったですし、カナタに小隊を託されたミーナも自らが苦境に陥りつつもしっかり存在感見せましたね。苦しい戦いを乗り越えた小隊たちのチームワークとピンチに駆けつけたカナタの戦線復帰。物語もいよいよ終盤に向かって盛り上がってきましたね。次巻も楽しみです。2016/03/21
ナカショー
17
前回がカナタサイドの話で、今回はカナタのいない間のE601小隊の話。カナタがいなくても小隊はカナタの教えをキチンといかし成長してる姿が良かったです。そして相変わらず、良いところで登場するカナタが新しい力で無双するさまはすごかったですね。次巻も楽しみです。2016/11/26
まんがジジィ
11
頑張る空戦魔導士候補生のお話し。 やはりタイトルどおり強い敵に挑む候補生の話しがいいですね。 2017/01/29
HANA
11
今回はミソラたち側の話。といってもミソラは結構抜け殻な感じだったけれど。なんだかんだでカナタの教育がちゃんといきているのが見えてくる展開で今回も良かった。そろそろ終わりそうな雰囲気もするけれど。次巻も楽しみ。2016/04/18
ツバサ
11
カナタがいないE601小隊に魔の手が迫り、皆で知恵を出し合って切り抜けようとするのがカナタと出会って成長してるってことを感じた。ミソラがカナタのことを引きづってたのをメンバーの皆が気遣ってくれてたけど本人が気づかないのは馬鹿だなぁと思う反面微笑ましかった。終盤に良いタイミングでカナタが帰ってきて盛り上がったな。次巻は空戦武踏祭決勝と面談があるそうで、空戦武踏祭編も終わりに近づいてきましたね。2016/03/22
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