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出版社内容情報
突如、日本各地でグラフの大群が実体化し、ホワイトキャンバスの各支部は混乱に陥る。出動した特級イレイザーの笹宮銀の前には、グラフの“女王”が現れ、一方、琴音は【二次元】の世界に取り込まれてしまい!?
内容説明
異次元の扉が開き、怪物“グラフ”が現れる日本。次元狭界管理機構によって保たれていたその平穏が、ついに崩壊!数万を超えるグラフが実体化し、日本各地で襲撃を始める!笹宮銀の支部も決死の防衛戦を繰り広げるが、被害は増えるばかり。三次元の世界では銀も実力を出し切れず、起死回生の作戦もさらなる被害を生む危険性があって―その時、一番弟子である口原琴音が口火を切る!「あたしが銀先輩の全てを、受け止めてみせますから!」「―お前は俺が育てたからな。信じてるさ」『最弱』が『最強』に並ぶ時、奇跡の一撃が生まれる!
著者等紹介
日暮晶[ヒグラシアキラ]
第二十七回ファンタジア大賞にて金賞を受賞、『災厄戦線のオーバーロード』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
9
完結。2巻読んだあとのあとがきが不穏すぎてどうなるかと思ったけど、綺麗に終わってくれて安心しました。しっかり告白までしちゃうなんて、見せてくれるじゃないか‼︎そんな訳で次回作も楽しみです。2015/08/30
晦夢
9
綺麗に完結。最強が最弱を育てるバトルファンタジー最終巻。グラフの女王と言われている存在が攻めてきて未曾有の危機に陥るホワイトキャンバス。視点切り替えのややこしさは相変わらずあったものの、むしろそれが魅力になっている感じがあった。いろんな視点でいろんな人の考えが覗けるのはいい。やはり最後に銀の全力を琴音が受け止めるのいいな。そんな中、琴音を助けたり一緒に戦う中で銀にも琴音に対する恋心が……。という訳でしっかり告白まであって素晴らしかった。次回作も非常に楽しみ。2015/08/23
真白優樹
6
謎の怪物の女王が現れ、決戦が巻き起こる最終巻。・・・怪物の真実が意外なところで驚くばかり。まさかそういう正体だったとは・・・そして決戦に相応しく今巻はバトルが大盛りであり銀の本気、他のトップ達の力、そして仲間達の戦いが見どころとなっている。・・・あと銀と琴音のラブも多めである。銀側の思いが一気に加速し、大変な事になっている。くっつくまでにもいちゃいちゃしたり、告白があんな感じになるのはある意味二人らしいか。あのシーンなら挿絵は欲しかったが・・・。 総じていうならば、独特の味があり中々に面白かった物語。2015/08/22
Ency [L-N]
5
日本各地で同時にグラフの大群が出現する中、その大群を統率する個体『女王(クィーン)』が、銀の預かる富山支部の防衛域内に姿を現す…! 3巻でした。まさかアイツが復活・再登場してくるとは思わなかった。てか、すげーいいキャラしてるーw 前巻で終わりっぽい雰囲気だったが続刊キタヨってカンジの今巻だが、より完結っぽい雰囲気を感じる…。ていうか、各支部長が一気に登場したり、グラフ関係の謎も色々と明かされたり、あとアレもカタが着いたりしてて、ホントに完結っぽいんだよなぁ…。これってラノベによくある例のアレですよねアレ。2015/09/08
ツバサ
5
2巻のあとがきを読んだ時はもう続きが読むないのかと思ったけど3巻が出てくれて良かったです。グラフの世界がどうなってるのか分かったり、銀と琴音が思いを伝えあったりして綺麗に完結してました。日暮先生の次回作楽しみにしてます。2015/08/24
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