富士見ＤＲＡＧＯＮ ＢＯＯＫ 竜の学舎と守護者たち〈３〉―ソード・ワールド２．０リプレイ

秋田 みやび/グループＳＮＥ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040706139
• NDC分類 798
• Cコード C0176

出版社内容情報

どの時代にも“サフィーア”が存在していた事実を知り、動揺するＰＣたち。学校に戻ると、大量発生したフォールン・わかさぎで混乱状態で！？　幻獣島で繰り広げられる冒険者兼新米教師ご一行の冒険、ついに完結。

内容説明

消えたサフィーア。彼女は３０年ほどしか生きられないハイマンであるにもかかわらず、いつの時代にも存在していた。サフィーアは何者なのか、深まる謎に困惑する冒険者先生たち。一方、学校では死んだ生物がなんでもフォールン化してしまい大パニック！そんな不可思議な現象もサフィーアに原因があるらしく―。明らかになる魔法王国の全貌と、訪れるドラゴンレイド。冒険者先生たちの最後の戦いが幕を開ける！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

リプレイ。どたばたでかわいかったシリーズの完結巻。続きが気になります。新しい生徒たちとの交流を読んでみたい。…学舎というより幼稚園なのかな。まず現代の言葉を覚えてもらわないとだな。と、いろんなおもしろさがあると思うんだけど♪大きいクエストで感動して、ちっちゃいネタに笑いました。ソルとイエッタが二人して真顔でボケてることに気づいたので、ちょっと前の巻も確認してみます。アインベフさま、変わらずお美しくあられて、わたくし嬉しうございますよー。

2015/06/22

[にゃんころ]

最終巻。結構(戦闘、ロールプレイ共に)バランスの良いPTだったので終わってしまうのは少々残念。何をおいても生徒最優先という信念がまったく揺らがず、安心して楽しめたリプレイでした。ラスボス戦、ものすごくビジュアルで見たいシーンですね！紙上なのが残念(笑)　機会があれば、その後シナリオとかあると嬉しいなぁ。

2015/08/07

[まふ]

そうとも。我々は教師。先生なのだ。先ず、生きることを教えないで、なにが先生か。 このシリーズすごく好きだったので、正直もう少し続いてほしかったな。秋田さんのリプレイは、公式リプレイで、ぎりぎりのところを突いて「こんなに楽しめるんだよ」と見せてくれるのでありかたい。

2015/07/14

[はつかねずみ]

完結。まさに、サーフィアよかった……と思わざるを得ないくらい重い背景からの解放。PC5人が先生として生徒の問題に正面から立ち向かって解決していくRPといい、ハイマンの設定を上手く使ったシナリオ設定といい、エイデルがさらに混沌としてきたけどなんだかんだで非常に面白かった。また、ドラゴンレイドシリーズとしても、シリーズ名に引っ張られすぎずにドラゴン以外にも目を向けられるようになるという意味で他のリプレイとは全く違う価値を見出せるんじゃないかとも思う。しかし、今巻の挿絵はソルとダニエルがいい味出してるなあｗ

2015/06/22

[八重葎]

最終巻、もっと続いてもよかったなー。パーティの傾向がライトなので安心して読めた。

2015/07/28