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出版社内容情報
ラブコメイベントが目白押しだった修学旅行が終わりを告げ、俺の萌え理解もこれからだ!と、意気込んでいたのに……エミリちゃん辞めちゃうのか……。しかも最近仕事も、マズいムード……な、なんとかしないと!
内容説明
修学旅行が終わってから、茉莉のテンションが妙に高い。ラブコメを教えるからと言って、水着にエプロン姿で手料理を食べさせてくるように。俺の萌え理解も順調な中『BATTLE IDOL!』の評判も上々で、なんとサイン会も催されることになった。だけど…そこにエミリちゃんがいない、そんな現実が辛かった。このままじゃダメだとエミリちゃんに会って説得を試みた俺は、何がなんでも思い直してもらうと意気込んでいたのだが―向かった先は遊園地で!?しかも、私の考えた男キャラになって過ごすという条件付きって、本当にこれで説得できんの!?
著者等紹介
村上凛[ムラカミリン]
第二回ネクストファンタジア大賞にて金賞を受賞。『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
21
「バトアイ」の人気も上々でサイン会にも呼ばれる事になった茉莉と泉だったが、突如辞めてしまったアシスタントのエミリの穴は大きかった。なんとかしてエミリを説得しようと試み、エミリが呼び出した場所は遊園地で…?泉は相変わらず罪な男よのぉ〜wそれにしても二人の仲に割って入れずにアシを辞めた事に泉はしょうがないとしても茉莉は気づかないもんかな?まぁ当事者は気づかないもんかw説得の為の遊園地デートは村上凛さん特有の何気ない殺し文句,態度のオンパレードだったねぇwそして最後の鈍感なる落とし方も村上さんならでは。→2015/09/19
わたー
18
★★★★☆まあまあ。アシスタントであるエミリが辞めると言い出し、彼女の翻意を促すという内容。しかし、エミリの辞める辞める詐欺って何回目だよと思うと共に、どうせまたアシに戻るんだろと思ってしまい、話の本筋はあまり楽しめなかったかなと。その分、エミリとのデートやサイン会の話は楽しかったし、それ以上に、みなせがアシとして漫画を手伝うシーンの破壊力は凄かった。ルパンダイブの挿絵がつくとか、ラノベのヒロインとしてどうなの?と思ったが、素晴らしいイラストと共に堪能させてもらった。そのシーンが少なかったことは残念かな。2015/09/21
かんけー
17
作中でテッパンイベント花盛りですが(^^)ストーリー展開もテッパン過ぎて展開の予想がわかってしまうのはチト痛いかな?と。イラストも可愛いいし、主人公達が面白い漫画を作ろうと真摯に向き合っている姿勢は評価した い..。泉と茉莉とエミリ、この三角関係がギクシャクするかな?と思ったが二人にとってエミリはアシスタントとしてとても有能であり、そんな杞憂は余計だったようで♪ゲーマーズとかとらのあなとか固有名詞が出てきたので(笑)あとがき読んで成る程と(^_^;)ラストCDドラマ化の報にサテサテ次の展開も楽しみ♥2015/09/30
ナカショー
15
安定したラブコメ。面白いかったです。まさに文句の付けようがないラブコメ。ヒロインのルパンダイブは新しいと思いました。良いぞもっとやれw次巻も楽しみです。2015/11/13
リプトン
14
すごい早く読み終えてしまって、いい意味での読みやすさがあると思います。単純にページ数の少なさもあったのかもしれませんが……。サイン会しつつエミリちゃんの説得回でしたが、やはり今回は遊園地デートですな! あぁ、エミリちゃんと多少罵倒されつつもポロッと本音も言われたりする遊園地デートをしたい人生だった……。遊園地で観覧車ってベタだけどいいですよね。あと、最後の和解のシーンは気合の入った挿絵も相まってとても印象的でした。この段階でドラマCDってかなり編集部から期待され推されてるなとメタい視線で読んでしまった。2015/10/15