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内容説明
残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』には、劣等生の寄せ集め部隊『第35試験小隊』が存在する。エグゼの追撃を退けたタケルたちは、反体制派の本拠地に到着。そこで世界の秘密を目のあたりにする。真実に触れ『異端審問会』『幻想教団』双方への反攻の意志を新たにするタケルたちに、流はひとつの作戦を授ける。それは、アルケミスト第一研究施設への突入作戦だった。タケルは、そこに囚われているキセキの奪還に、そしてカナリアはアルケミストCEO・杉波朱雀への復讐に燃えるが―反撃に咆え哮ける学園アクションファンタジー!!
著者等紹介
柳実冬貴[ヤナギミトウキ]
デビュー作『量産型はダテじゃない!』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
反体制派アジトに到着したタケルたちが世界の真実を明かされ、異端同盟のメンバーと組みアルケミスト第一研究施設への突入作戦に参加。ラピスの自ら制御しきれないタケルへの思いや、斑鳩とカナリアの微妙な関係を背負い込もうとするタケルは相変わらずですが、仲間も遠慮せずぐいぐい踏み込むようになりましたね。キセキも自ら動き出したものの、その方向性がいかにも破滅的ヤンデレな発想なのがツライ。でもそんなキセキに特に目の敵にされる桜花の前向きな変わりようを見ていると、困難な状況もみんなでなら何とかしちゃいそうな予感もしました。2014/12/21
まりも
26
反体制派アジトに到着したタケルたちが異端同盟のメンバーと共にアルケミスト第一研究施設への突入する話。世界の真実に3チーム合同任務と今回も面白い。破滅的ヤンデレ思考によるキセキの覚醒には思わずゾクッときました。自分の美学に基づいて行動するホーンテッド、己の研究欲が全てな杉並朱雀と主要敵キャラが下種なおかげで絶望感更に増しますね。そんな中でもハーレム展開を忘れない辺りは流石。ラピスが可愛すぎますわ。状況は悪化する一方ですが雑魚小隊は打破する事が出来るのか。次巻も期待してます。2014/12/25
ナカショー
24
逃亡先の反体制派の基地にやってきて、そこで仲間と合流し、タケルはキセキ奪還のためアルケミスト第一研究所へ突入する第9巻。キセキ奪還は当然うまくいかなかったですね。わかってました←おい。まぁ自分は斑鳩派なので今回のカナリアとの関係が払拭できたのも良かったですね。あと、最近になって益々桜花のヒロイン力が増してきたなと。次巻も楽しみですね。2016/01/01
あなほりふくろう
24
あとがきそのまま「人間関係でエゴを貫くと、エゴで帰ってくるのは必然なのよ」な回だった。大変にも程があるし、救いようがないくらいに残酷なことになって、この兄妹の物語はどんな着地を迎えるんだろう……2015/07/17
Yobata
21
辛くも反体制派のアジトに辿り着いた草薙達35小隊。そこはなんと対魔導学園にそっくりな場所だった。そこで明かされるこの世界の真実。そして反体制派としての最初の任務であり、最大目標のキセキ奪還の為アルケミスト襲撃が行われるも…。キセキちゃん…がんばるのは素晴らしいんだけど方向性が…。タケルが自身を殺してくれなかったことを裏切りと捉え、百鬼夜行を完全に受け入れてしまったキセキ。確かにキセキを助けたいっていうタケルの想いはタケルだけ願いだけどさぁwホーンテッドもまたしても下衆なことをしてくれる…。杉波朱雀も→2014/12/20
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