ヤフージャパン 市場との対話―20年間で時価総額50億円を3兆円に成長させたヤフーの戦略

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ヤフージャパン 市場との対話―20年間で時価総額50億円を3兆円に成長させたヤフーの戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198646608
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

20年で日本のトップ企業に躍進したヤフージャパン。株式市場とどのように対話したのか、IR担当の著者が事例を交えて解説。著者は2000年から17年間、ヤフーのIR責任者として、成長し続ける企業「ヤフー」経営陣と株式市場の間を取り持ってきた。ヤフー成長の裏には、株式市場の代表である機関投資家、個人投資家、証券会社に所属するアナリストと継続的に対話してきた事実がある。本書では経営者との折衝、市場関係者とのやりとりなど、IR担当者が「質の良い対話」を求め、実現のための手立てを模索してきた模様を、ルポルタージュで迫る!

浜辺真紀子[ハマベマキコ]
著・文・その他

内容説明

株式公開は、ヤフーという企業やサービスの宣伝に役立っただけでなく、経営にも大きな影響を与えた…。2000年から17年間、ヤフーのIR担当責任者として、経営陣と株式市場の間を取り持ってきた著者が描く、ヤフー成長の軌跡!

目次

1 なぜ、ヤフーは20年連続増収を達成できたのか―成長企業ヤフーの軌跡
2 インターネット黎明期におけるヤフーのIR活動
3 投資家と有意義な対話をするための情報開示
4 株式市場と経営陣の間に立つIR責任者の役割
5 外国人投資家への対応
6 新規事業発表に伴う課題―「Yahoo!BB事業」発表のインパクトと評価
7 ヤフーの大株主とコーポレートガバナンス
8 イーアクセスの買収・取りやめ 発表と教訓
9 2012年経営陣交代 2人の経営者
10 ヤフーのサービスの社会的意義

著者等紹介

浜辺真紀子[ハマベマキコ]
ヤフー株式会社社長室長コーポレートエバンジェリスト。1964年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業後、チリ中央銀行東京事務所(チリ大使館財務部)入所。JPモルガン証券、カタルーニャ州政府東京事務所、トムソン・ファイナンシャル・インベスター・リレーションズを経て、2000年ヤフー株式会社入社、IR責任者として勤務。2014年4月から2017年3月まで、SR(ステークホルダーリレーションズ)本部長として経営陣と市場との対話を統括するのみならず、会社機構再編、株主総会運営、株式を活用した事業戦略などに取り組んだ。2018年4月より社長室長兼コーポレートエバンジェリスト(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりの

6
いろいろ工夫してるんだなあ。途中からパラ読み。2020/04/19

li1y

1
IR担当者の視点からヤフーのこれまでの物語を綴ったもの。楽天のIRの本と比べると、あくまで読み物っていう位置づけのほうが強く、個人的に関心がある親子上場などについてはもう少し、いい子ちゃんの回答ではなく、本音の部分が見たかった。2019/07/30

Ryo Nishimura

0
YahooのIR担当の方の歴史の本。 ソフトバンクとの親子上場だからこその株主の懸念とかは、今までにない視点だった。2024/02/03

Naota_t

0
★4.3 『楽天IR戦記 』より好印象。落ち着いたトーンで、IR実務、ヤフーの内情もよくわかる一冊で勉強になった。中でも、月次開示、フェアディスクロージャー、貯まった現金の使途、大株主のいる場合の株主平等の原則、社員向け決算説明会、ESGの本質的課題など。特に、IR担当者の役割について、理解が深まった。IR担当者は、浜辺氏曰く、"逆コウモリ"。市場との対話だけでなく、それを踏まえて経営者だけでなく、社内従業員とも"対話"することで、会社にとってもさらにバリューが生まれる。その視点をより強く持とうと思った。2020/10/03

まちるだ

0
IRチームの目線から綴る、ヤフージャパンの成長記録。「逆コウモリ」の下りなど、勉強になる視点が多かった。2020/08/14

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