出版社内容情報
20年で日本のトップ企業に躍進したヤフージャパン。株式市場とどのように対話したのか、IR担当の著者が事例を交えて解説。著者は2000年から17年間、ヤフーのIR責任者として、成長し続ける企業「ヤフー」経営陣と株式市場の間を取り持ってきた。ヤフー成長の裏には、株式市場の代表である機関投資家、個人投資家、証券会社に所属するアナリストと継続的に対話してきた事実がある。本書では経営者との折衝、市場関係者とのやりとりなど、IR担当者が「質の良い対話」を求め、実現のための手立てを模索してきた模様を、ルポルタージュで迫る!
浜辺真紀子[ハマベマキコ]
著・文・その他
内容説明
株式公開は、ヤフーという企業やサービスの宣伝に役立っただけでなく、経営にも大きな影響を与えた…。2000年から17年間、ヤフーのIR担当責任者として、経営陣と株式市場の間を取り持ってきた著者が描く、ヤフー成長の軌跡!
目次
1 なぜ、ヤフーは20年連続増収を達成できたのか―成長企業ヤフーの軌跡
2 インターネット黎明期におけるヤフーのIR活動
3 投資家と有意義な対話をするための情報開示
4 株式市場と経営陣の間に立つIR責任者の役割
5 外国人投資家への対応
6 新規事業発表に伴う課題―「Yahoo!BB事業」発表のインパクトと評価
7 ヤフーの大株主とコーポレートガバナンス
8 イーアクセスの買収・取りやめ 発表と教訓
9 2012年経営陣交代 2人の経営者
10 ヤフーのサービスの社会的意義
著者等紹介
浜辺真紀子[ハマベマキコ]
ヤフー株式会社社長室長コーポレートエバンジェリスト。1964年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業後、チリ中央銀行東京事務所(チリ大使館財務部)入所。JPモルガン証券、カタルーニャ州政府東京事務所、トムソン・ファイナンシャル・インベスター・リレーションズを経て、2000年ヤフー株式会社入社、IR責任者として勤務。2014年4月から2017年3月まで、SR(ステークホルダーリレーションズ)本部長として経営陣と市場との対話を統括するのみならず、会社機構再編、株主総会運営、株式を活用した事業戦略などに取り組んだ。2018年4月より社長室長兼コーポレートエバンジェリスト(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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