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内容説明
遺跡で謎の光に飲み込まれたニーナたちが目覚めたのは、なぜかメディニア城。そこには死に別れたはずの姉・フィーナの姿、そしてなんとニーナの手から聖印が失われていた。重圧から解放され、喜ぶニーナの姿に、戸惑う仲間達。その中でただひとり、重大な真実を知るプロテアの思惑は―MF文庫Jの精鋭クリエイター陣が送る爆笑と感動の大波乱リプレイ、いよいよ佳境へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
7
★★★★★GMの想像をはるかに超えるセッションがここに。これまでのリプレイよりも紙面が少ないので、どうしたのかと思っていたのだが、読んでみて納得。PC同士の掛け合いの化学反応がいい方向に作用しており、その影響で重要な展開がサクサクと消化された結果、このページ数でもうまくまとまっていた。やはり、第一線級のクリエイター陣で何回もセッションをしていると、このような予想をはるかに超えたセッションがうまれるんだなと感心した。次巻のファンタジアサイドも楽しみ。2015/01/06
凪
4
ニーナの必殺技が正に必殺;;2015/01/30
クレック
4
合同セッション後のMF側のお話。今巻はキャラクターそれぞれの心のぶつかりあいがすばらしかった。プレイヤーが自分のキャラ作りが完璧すぎて、まさにひとつの小説のような人間ドラマがありました。GMの感想だったり幕間の相談でもその仕込みなしの展開を印象付けました。このシリーズが初じめて読んだリプレイ本で良かったと思えました。2014/12/31
ちゃか
3
もう、前回の最後から急展開でしたが、下手したらPvPになりかねないよなぁ、コレ。「友人のため」という謳い文句であちこちで裏切ったりしてるわけだし。ブランシュは、友人のために命を落とし、プロテアは友人のためといって嘘を重ねた。これまでとは違う歪な形で向き合ったり、誤魔化したりしながら、それでも時間は進んでいって。優しい世界。けど、そんな夢のような場所が永遠に続くはずもなく。異変が起こり、それによって否応なく変化が求められるわけです。 2014/12/30
李奇人(り・きじん)/アニメイト廃人
2
読了。プレイヤーたちがGMをこういった形で凌駕する瞬間って本当に素晴らしい。お疲れ様でした。2014/12/25