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内容説明
ルウですぞ!ルウは異世界に召喚されたご主人ミカミトオルのサーヴァントなのですぞ!勇者であるご主人のサポート役として、ときに戦い、ときに毛を繕い、ときにお昼寝し、ときに食べ歩きもこなすなど、縦横無尽の活躍ぶりですぞ!それはそうと魔法都市ルーンヘイムに辿り着いたご主人たちは―全員、思いっきり遊び呆けていたのですぞ!まったく!仕方ないからカフェには付き合いますが、実はご主人たちにはこの後、最後の試練“裁きの楼閣”で世界の真実や勇者の秘密を明かされたり、魔王に急襲されたりと、大転機が訪れるのですからなー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
24
★★★★★ここでそうくるのか。相変わらず、シリアスとコメディの落差がハンパない。そして、今回のシリアスはシリーズ全体を通しての伏線回収もあったために、心にグサリときた。コメディ部分の出来が毎回秀逸なだけに、キャラたちにかなり愛着があったので、余計に今回の展開はショックだった。また、ヒロキの正体には完全に騙されてしまった。まさか。そして、大きな山場を越えたこの作品がどう終わるのか。今から楽しみだ。個人的に、あとがきでの、ゲーマーズ文庫化が嬉しい。シリーズとして長く続いてくれるといいなあ。2014/12/27
Yobata
23
魔法都市ルーンヘイムに到着し暇を持て余していたトオル達は最後の試練《裁きの楼閣》で世界の真実を知る。審判者として重き選択に迫られ悩むトオルの前に魔王が現れ,さらに兄ヒロキも…。まさかのまさかのまさか回。前半はファッションショーとか試練のアウルの紙芝居とかいつも通りのゆるギャグで話が進んでいったが、終盤,ついに魔王であるヨルがトオルの前に現れてからは怒涛の展開だったな。星自体を操れる程の力を持つヨルに圧倒,さらにヨルの協力者に兄ヒロキがいるという事実を知り絶体絶命状態の中、ファルディオの危機を救うため→2014/12/20
紫鈴
17
意味不明なお笑い要素が、後からジワジワ、意味を持って重くのしかかるような感覚。兄の正体が明らかになるのと前後して、トオルの性格が更に難解に。魔人と人間と女神教会が複雑に絡み合う。色々展開が急すぎて頭フリーズしそう。☆32017/08/23
ツバサ
14
和やかな前半と後半のシリアスな展開の差が酷い(良い意味で) 僕自身あんまりこのキャラはこうだろって考えて読んでないんですけど、まさかこのキャラが裏ではこんなことをみたいな種明かしの連続で、まさに息を呑む話でした。タイトルの回収もしたけど、その場面が悲しい。この作品がどうなるのか心して次巻以降読みます。2016/03/30
東西
14
ヨルとミカミヒロキが同一というミスリードを狙っていたと本人が言い出したw 読者に対してはそうだったけど、トオル達にそう思わせる展開ってありましたっけ? まぁ、怒涛の伏線回収と今までにない激しいバトルでとても楽しめた マテゴのときのように大きな転換点に来たけど、どういう決着をつけるのかな 楽しみ2015/05/04