富士見ＤＲＡＧＯＮ ＢＯＯＫ 狼たちの戦旗―グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記〈２〉

田中 天【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 336p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040702360
• NDC分類 798
• Cコード C0176

内容説明

敵国ゼフォスの将軍デュカオンを破り、祖国ファルドリアの王都を奪還した“狼王子”レグナム・ヴォーティガンとその一行。彼らは虐げられている民を救うため、敵国に与するかつての盟友ギルデンスターンの誘いを断り、ゼフォスを討つ決意を固める。戦いに備え、レグナムたちは諸国の君主らに協力を求めようと軍議を開催するのだが―グランクレストＲＰＧ待望のエントリーリプレイ第二巻。乱世に生きる若き君主の活躍を見逃すな！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

リプレイ。やっぱりおもしろいキャラクターですな、アフラヴァーン！この先目的を果たしたら、こういうアンデッドはどうなるんでしょう。平和な風景にはそぐわないから、成仏するのかな（いや、仏ではないが）。レグナムは、なんというか、おおきな旗を掲げました。このまま器のおおきなロードとして力強く育っていただきたい。…集う有象無象感は、『水滸伝』思い出すな。

2014/09/12

[ぷるっちょ]

田中天さんの狼シリーズ第2弾。第4話では強大なるゼフォスに対抗すべく、近隣の独立君主達と同盟を模索する。中でもガストロ美食領の主・ブヒリウスは強烈な個性の持ち主だった。そして全ての君主達を仲間にして【群狼】同盟が発足。続く第5話では聖印の進化形である【フラッグ】を得る為の試練として、理想を違えるヴァーンの離脱で求心力を問われるレグナムですが、「もったいない」精神を基礎として 適材適所のフラッグ【ライトスタッフ】が出現する。それにしても、皆のロールプレイが一々格好良い。

2016/02/08

[akiu]

1巻に引き続き、王道キャンペーンです。君主がフラッグを掲げるにあたって、国の方向性をしっかり示すというシナリオが良かった。袂を分かった仲間をふたたび呼び戻す展開はアツいです。といいつつ、ブヒ様がぜんぶ持っていった感もありますが。天氏の著作だけど奇天烈さは弱く、オーソドックスな話だなと油断していたところで、思いっきりぶちかましてきましたね…。ともかく前作と同様、実際にキャンペーンをやってみたくなる、良リプレイであります。

2014/08/22

[かける]

群狼の結成からフラッグへの流れがいいなぁ。登場だけですべてを持っていったブヒ様の活躍…も期待ｗ

2014/07/30

[芳野伊月]

だんだん面白さが増してきました。ヴァーンとレグナムの話が良かった。

2015/10/06