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内容説明
高校入学をきっかけに、俺は「隠れオタク」になって、平和な学園生活を謳歌すること、そしてあわよくば、清楚で可愛らしい彼女を作ってリア充になると決めていた―はずなのに。全ては彼女、桜井小豆のせいだ。レイヤーで、BL好きのガチオタ(笑)、しかも可愛い。そんなオタク文化にしか興味のない彼女と、俺が同じ部活に入ってオタクを研究することに!?コスプレしたら「…ど、どうでしょう?」ってめちゃくちゃ可愛いポーズで見せてくるし、ゲームとはいえ「…愛してる」って真っ赤になって言ってくるし―。そこで気づいたんだ、やっぱり俺にはオタクなキミしかいないんだと。
著者等紹介
村上凛[ムラカミリン]
第二回ネクストファンタジア大賞にて『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』の元となった原稿『スイーツガールはご機嫌ななめ。』で金賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
42
本編の完結を前にして先に”別ルートのエンディング”と銘打って放つ一冊。何か小豆が報われていない気しかしないが、まあ別ルートなんてものを公式でやってしまうほどなんだから…他作品に比べたら全然報われているヒロインであると言えるだろう。作品の途中のところからパラレルワールドみたいな感じで物語は進んでいく。まあでも正直なところを言うと、9巻の先の展開が気になっていた身としては、早く読みきってしまいたいとしか思わなかったが笑 小豆推しって訳でもないし。しかし上手いことまとまっていて良かったのではないでしょうか。2016/01/22
Yobata
41
漫研を辞めた小豆の提案でオタク文化を研究する新しい部活を発足させた柏田達。動画投稿,コスプレ,漫画応募,聖地巡礼とオタクらしいことをする中で芽生えていく小豆への感情とは…?本編の小豆ルートエンド編かと思ったら、ドラマガで連載されたパラレルのオタリア「部活動編」の1〜6,書き下ろし最終話なんだねwオタリア主要メンバーで部活動を形成し、その中で桜井さんとの仲がだんだんと深まっていく話なので、恋ヶ崎との協定関係,長谷川の存在とか本編要素はほぼ関係なし。桜井さんとは互いに勘違いしないようと微妙にすれ違う初々しい→2014/07/19
みくきのこ™
37
とてもよかった。この作品の中では一番好きな小豆がメインの本作品。本編では触る程度しか登場しなかったサブの素顔も見ることができて満足です。ちょっと主人公が奥手というかじれったいので、引っ付くまでが長いですが、何だかんだお互いのことを一番に考えながら行動しているあたりがよかったです。まるで恋愛ゲームのように別ルートを読むことが出来ると、他のヒロインルートも見てみたくなりましたー。コスプレの画像が見たかった!2015/01/18
まりも
35
パラレルワールドの番外編という事は本編は小豆エンドじゃないのは確定か。まぁ予想通りだけど悲しい。いつものメンバーに本編では名前だけだった本城さんも加えた5人のオタク部での活動を中心にカッシーがリア充する話。小豆エンドなだけあって長谷川さんとの絡み、桃との恋愛協定といった要素はほぼ無く小豆ちゃんと普通にラブコメしてますね。本編と違って鈴木君が課金兵となりコスプレ大会で女装、過度なバイトに借金とやたら体張っていて笑った。最終巻も期待してます。2014/07/21
イーダ
29
ラストはマルチエンディングで来ましたか。想定内の話が想定内の範囲で収まってる感じはありますが、それだけに安心して読めました。カッシー、最後だけはキチンと決めてくれましたね。長谷川さんから小豆ちゃんにカッシーの気持ちが移る過程は、まあ、前の巻までで伏線としてはありましたし、良しとしましょう。中盤、ムラサキさんが安定の活躍をしてくれて嬉しかったです。2014/08/17
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