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内容説明
巨大魔導兵器『虚神』の存在によって、剣と魔法、人と人による戦争が終わりを遂げようとしていた時代。魔法大国フレアリアではアイシス姫の成人式典を控え人々が活気づく中、反体制組織によるテロが勃発する。対虚神用兵器『虚人』スピネルの命主となったエルク・リードは、ミラ・ルビーレッドと共に王宮での大規模テロを防ぐため調査を開始するのだが…。さらに時を同じくして動き出したアイシス姫との婚約話。国家を揺るがす交渉の場でエルクは姫に驚愕の提案を告げる!「アイシス姫―俺と共に、今の世界と戦ってくれないか」世界を殺す力を求める少年の叛逆革命戦記!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
アイシス姫成人式典で市民革命を目指す人々による大規模テロに防ぐために奔走する第二弾。祖国奪回のためフレアリアの力を借りるべく大胆な提案を行った前巻を受けてアイシス姫と会ったわけですが、姫の目指す方向性がエルクと同じような感じだったり、ミラがエルクのことを事前に姫に語っていたりで、頑なそうな印象だった割に好感度高めであっさり籠絡された感。姫だけでなく前巻拘束された双子やら今回のフローラやら、エルクの周りにはチョロい女性がどんどん増えてますが、いろいろ因縁も出てきたりで、これからどう展開していくのかですね。 2014/11/24
晦夢
9
祖国エルファレスと戦うことを決めたエルクのフレアリアの姫アイシスとの婚約話が進む中、反政府組織のテロが勃発する。面白いな。立場や能力を使った交渉や懐柔を惜しみなく使うのもいいね。世界を壊したいってのがキーワードで、世界壊したい人多すぎだろw フレアリアの内情ガタガタだな、裏切り者が多すぎてこれはマリア導師が誰も信用しないのも正解ってことかな。主人公とヒロインたちの関係が、一筋縄ではいかない感じが凄い良い。ヒロインたちみんな可愛いな。あとがきで次巻が微妙に不安になる。大丈夫だよね? 次巻も楽しみ!2014/12/07
クロウ
8
交渉、策略、駆け引き……いいね。フレアリアを舞台にした革命譚。長老議員裏切り者多すぎてマリア導師の苦難の日々は続きそう。キャラ的にはアイシス姫、いいわぁ。野心を抱く囚われの姫、いいわぁ。ミラは便利屋。スピネルちゃんの「ダメですか?」は魔法の言葉。イスカはフローラと双子ちゃんに出番を取られ気味でしたが、みんないいキャラしてるぜ。サービスシーン多めで素晴らしい。エルクも肝が据わってて好きなタイプ。お願いだから次巻も出てください。2014/12/21
石束鳳碩
6
主人公の知能が良いとなんだか安心して読めます。今巻は本格的な戦争の前にフレアリアでのイベントを整理する巻と言ったところでしょうか。主人公周りの女性関係が話が進むほど修羅場で好きな感じになりました。この巻だけで姫、委員長、双子と4人一気に攻略完了しているのはチョロすぎますがキャラ的にはなかなか良いメンバーが揃ってますね。可愛さ的にはスピネルが一番でラブコメ的に応援してるのはミラなので、ミラには頑張ってもらいたいです。2014/11/28
藤崎
6
今回はアイシス姫登場かつ、市民革命を求める人々と、さらにそれをも利用する勢力が入り混じってのひと騒動。そしてイラストで、前回の謎の光に続いて、今回はホイップクリームみたいな泡が局地的に大活躍。いいぞもっとやれ。でもP133のは何か場所違いませんかと。後、相変わらずスピネルが無垢可愛い。そりゃアイシスもお姉様の一言で籠絡されようってもんですよ。つーかヒロインが大勢かつ大概チョロくて実に素敵。そんな感じで、何やらあとがきで一区切りなのかではまたなのか曖昧で若干不安ですが、次回はさらに世界が広がりそうで期待です2014/11/24
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