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内容説明
イチノ=弌だと知る謎の転校生・月見紅葉。積極的な彼女に翻弄されつつも、何とか“八咫烏”に辿り着いたイチノは交渉の結果、闘技大会へ出場し優勝を目指すことに。一方、サクラもイチノの為に大会出場を決意するが、彼の元パートナー・シオンとのイチノの戦友を賭けた決闘によって実力不足を思い知り、リベンジに向けて修行を始める。それぞれの思惑を抱え大会に臨む二人であったが、待ち受けるのはリザルターナインや最強剣士・獅子聖エリゼとの、かつてないハイレベルな戦いだった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
11
黒幕の動きも徐々に明らかになってきた第4巻。副題の通りにサクラが覚醒したな。イチノとエリゼの対決はもうちょっと見てみたかったが今後に期待と言うことで話の最後にとんでもない所で終わられたので続きがどうなるのか気になる。2014/10/21
こうづき
3
5巻で完結と聞いて読むことに。女子のめんどくさいゴタゴタふたたび、ですが正妻が決まってきたせいか最初のほうよりはだいぶマシ。サクラの絶望からの成長はなかなか。敵の目的もざっくり明らかになって、いよいよラストか。2015/02/23
Ency [L-N]
3
ギルド<八咫烏>と交渉の場をもったイチノは、<リザルターナイン>数名がエントリーする闘技大会に参戦する事になり…、4巻でした。闘技大会開催に併せてか、リアル側でもゲーム側でも新キャラ続々登場の大判振舞いってカンジだったわ。しかし、リアル側で登場した謎の転校生・月見紅葉さんの影響から咲良さんも対抗心燃やすラブコメ展開は、もっとやってくれてもいいのよ? もうちょっとリアルとゲームを交錯させてくれてもいいのよ? ってカンジだったかなー。闘技大会でのサクラさん覚醒も、イチノVSエリゼ戦に霞んでしまった感が…。2014/11/12
1_k
3
敵側の背景が見えてきたり、ラブコメ要素が新キャラ投入であからさまになってきたり、闘技大会イベントがおこってみたり、当初とはかなり経路が違う方向に進み始めた。この方が典型的なラノベっぽさがあって、安定感と同時に(読み飽きたという意味で)つまらなさもないではない。まあ、ここまで来たら最後まで付き合いましょう。2014/10/23
藤崎
3
今回は闘技大会。新キャラも大盤振る舞いで派手なバトル展開。さらに現実側でも主人公に恋愛的な意味でアタック仕掛けてきて、転校生だのお弁当だの放課後デートだのの定番イベントが安定して上手くていい感じ。しかし技術関係は相変わらずツッコミ所が多いというか、「コールドスリープは超省エネで可能だけど何故か技術が転用できずにエネルギー問題崖っぷち」っていくらなんでも都合が良すぎ。後ネトゲするなら電力はともかく脳を動かすカロリーはどうするんだと。ともあれ、敵側の動きもぼちぼち見え始めてきましたし、どう出てくるのか期待です2014/10/22