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内容説明
新年、東京。春虎を追い続ける夏目は、久しぶりにこの街に帰ってきた。呪術界を揺るがしたあの夜から一年半。かつての仲間たちの現状が気になりながらも、会えば迷惑をかけると己を律する夏目に、秋乃の素朴な言葉が突き刺さる。「夏目はいいの?友達に会えなくていいの?」一方、夜の東京の片隅で、陰陽庁の仕掛けた「餌」に大きな獲物が食いついた。始まる激しい呪術戦。出動した『十二神将』と対峙するのは―。変わりゆくもの、変わらないもの。呪術と陰謀渦巻く東京で、再び運命が動き出す!
著者等紹介
あざの耕平[アザノコウヘイ]
「神仙酒コンチェルト」でデビュー。徳島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
65
春虎を追う為に東京に戻ってきた夏目。かつての仲間たちの現状が気になるも迷惑をかけると連絡を取ろうとしない夏目に秋乃が提案し、天馬に手紙を託すことに…。返事を望まない一方的な手紙だったものの…。今巻は陰陽塾のクラスメイト達のその後の動きと現在がその当事者の主観として語られる。天馬と京子は陰陽塾に戻るも天馬は日常に,京子は監視付きな身になるも元塾長から星読みの訓練に,冬児は天海と共に地下に潜り鏡に稽古をつけてもらい,鈴鹿は陰陽庁に戻り多軌子の面倒を見ながら敵の真意を暴こうとする。予想してたものと割と→2014/04/19
まりも
63
前回からの続きで仲間たちがどうなっているのかがメイン。その為派手な戦闘もすごく盛り上がるシーンも無かったけどいよいよ第二部が始まったと思わせる1冊でした。冬児の教師役が意外な人物だったりなことには驚いたけどそれ以外は至って普通でしたね。最後に普通代表の天馬がやってくれた事をきっかけに物語はどう動いていくのか。第二部へ向けた土台作りもひと段落したようだし次巻に期待したいです。2014/04/20
mt.gucti
59
各々のその後のスタートがやっと見られた。本当の第二部の開始。夏の人は己の出自を受け止め、行動を開始。みんなもそれぞれの道を歩み始める。その辛い中で見た、君を逃がさない、のメッセージに痺れました。なんだよ天馬すっげーじゃん!。これをまた美麗なCGで見てみたいなあ。2015/07/02
sskitto0504
43
天馬の返事がとてもいいですね。かっこいいわぁ。 主人公ズもどうして行くのかは気になりますが、大友先生がキーマンになりそうな予感も。。。次回から本格的な第2部始動でしょうし、楽しみです。2014/04/25
水無月冬弥
42
あざの耕平先生(@k_aza)の #ラノベ 主人公&ヒロイン以外のみんなも頑張っているんだ回でした。中でも地味眼鏡がいいですね、弱い人間ががんばってワイルドカードな存在になるのはいいですね。前回の決戦から本当に成長していますねー。今回は活躍できかったヒロイン、そして何よりもバカ虎の活躍がはやくみたいですね2014/04/27