出版社内容情報
あの『おかあさんとあたし。』の続編ともいうべきk.m.p.最新作。コミックエッセイや絵本を描いたり、旅に出て旅行記を描いたり。とにかく“楽しいこと”を仕事にしていこうという、女性二人組のユニット。
デビュー以来、『エジプトがすきだから。』『ベトナムぐるぐる。』に代表される、世界各国の旅のコミックエッセイを多数出版し、人気を博しているが、
もうひとつのヒットシリーズが『おかあさんとあたし。』(大和書房)に代表される、母と娘の繊細な気持ちのやりとりをやさしいタッチで綴ったコミックエッセイ。
本書は、この『おかあさんとあたし。』の続編とも言うべき作品で、基本的にコママンガで展開し、親と子どもたちの細やかな心情を、k.m.p.の独特の世界観で描いている。
●キモチの矢印は、おかあさん。●かまってちゃんのココロ。●おかあさんの裁量。●注文の多いコドモタチ。●ところで、おとうさん。●おかあさんの手。●台所のおかあさん。●ほめられたいの。●もぅーーっおかあさん。●おかあさんのココロの声。●おしえて、おかあさん。●おかあさんがいないの。●おかあさんはミカタ。●笑うおかあさん。●おかあさんがいない日。
k.m.p.(なかがわみどり・ムラマツエリコ)[ケーエムピー ナカガワミドリ ムラマツエリコ]
著・文・その他
内容説明
おかあさんがいちばん近くにいた、あのころ。いつでもおかあさんにみててほしくて、おかあさんがどう思うか、がだいじで、キモチの矢印は、いつもおかあさんに向かってた。おとなになったら忘れちゃいそうな、小さな日常、小さな事件。そんな「あのころ」のおはなし。
目次
キモチの矢印は、おかあさん。―いつでもどこでも。おかあさんの承認がほしい。おかあさんよろこぶかな。
かまってちゃんのココロ。―おかあさんを、カクニン。まわりながら、おかあさん。呼んでいた理由。
おかあさんの裁量。―“だめ”なこと。意外な“いいよ”。ドライブごっこ。
注文の多いコドモタチ。―おかあさんも。なのね、いいのね、だめなのね。あきらめません。
ところで、おとうさん。―おとうさんの場合。アレやって。おとうさん、よろこぶよ。
おかあさんの手。―よみがえる感触。手のにおい。気になる“ぎゅっ”具合。
台所のおかあさん。―台所、ウロチョロ。あの手この手。ひとくちのシアワセ。
妄想な日々。―ウソかホントか。信じるシアワセ。もしかして…。
ほめられたいの。―できるんだよ。自分で。おてつだい。
もーっ、おかあさん。―もーっ。言わないで。わかってるのに、できるのに。〔ほか〕
感想・レビュー
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