ＭＦ文庫Ｊ 恋をしてはいけないゲーム、振られてもきみに恋をする〈２〉

七烏未 奏【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 262p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040679365
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「――責任、取ってください」

求無を想いすぎて力が暴走し、何度も自殺していた律を説得した求無。その後求無は、初恋の人である涼香からちゃんとした“答え”を聞くために、そして《アカイイトゲーム》の解決のために、涼香の足取りを追っていた。そんなある日、失踪前の涼香が仲良くしていたという少女・冬憧凪に行き着く。ゲームは、当然のように彼女を参加者として迎え――奇しくも同じタイミングで、涼香が求無の前に姿を現す。一方で、胡桃の様子がどこかおかしかった。「――責任、取ってください」。新たな少女を迎え、赤い糸はより複雑に絡み合う。少年は、恋のゲームの最果てに辿り着けるのか。

内容説明

求無を想いすぎて力が暴走し、何度も自殺していた律を説得した求無。その後求無は、初恋の人である涼香からちゃんとした“答え”を聞くために、そして“アカイイトゲーム”の解決のために、涼香の足取りを追っていた。そんなある日、失踪前の涼香が仲良くしていたという少女・冬憧凪に行き着く。ゲームは、当然のように彼女を参加者として迎え―奇しくも同じタイミングで、涼香が求無の前に姿を現す。一方で、胡桃の様子がどこかおかしかった。「―責任、取ってください」。新たな少女を迎え、赤い糸はより複雑に絡み合う。少年は、恋のゲームの最果てに辿り着けるのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[柏葉]

表紙イラストの美しさと、1巻を読んだ時の妹成分のときめきを忘れられず、本屋にて衝動的に購入。1巻のストーリーを丸忘れしており、ネットで復習してから読んだ。三上ミカのイラストは変わらず美しく、女の子が宝石みたいにキラキラしてる。内容はややエログロ。女の子が発情するという点においてややエロであり、三角木馬で拷問する点がグロい。三上ミカのイラストである限り買っちゃうんだろうけど、もうちょっとギャルゲー的展開以外のものはないのだろうか。

2015/11/22

[ツバサ]

一途に想うのは良いけど相手が狂ってる。あんま面白くない、凪さんが可哀想だ。涼香が拷問されるべき。

2015/12/19

[AKF-ZERO]

求無をめぐるアカイイトゲームに四人目の参戦、と同時に胡桃回。四人目のボクっ娘が登場そうそうえらい目に。その拷問器具の正しい使い方ではありますが、『死ねない』のなら正気を保つのも難しい凄惨な殺され方。積もりに積もったものがゲームの作用によって解き放たれ、求無に襲いかかった胡桃もとてもエッチで面白かったです。なのに七年経っても続きが出てないとは…。二巻打ち切りってそんなに売れ行きが悪かったのでしょうか。残念です。

2023/01/07

[トロイ丸ホルスマン]

一巻に続き二巻もこのオチとは全く､こういう作品を○○ニーラノベって言うんですね（褒め言葉）。内容は一巻より話がすっきりしてて面白かったです､新キャラ凪ちゃんもキャラが濃いなと思ったらあんな事になってしまうなんて神も仏もありません。本当に作中一の安定感を誇る美樹ちゃんだけが頼り…なんて思わせておいて次は美樹ちゃん回なのは容易に想像出来ます､もう何も信用できません。次巻も楽しみです。

2015/11/02

[真白優樹]

ゲームに新たな参加者が増える中、唐突な再会が訪れる今巻。・・・新たな参加者が現れるも速攻で退場をくらう羽目に。・・・というか姿を現した涼香の思惑が本当に謎である。求無を遠ざけるような言動を取っておきながらも参加者排除に動いている・・・とんでもない独占欲が見える気がするがそれ以外にも何か思惑があるのか。・・・彼女だけが知るゲームの秘密とかゲームの行き先があるのだろうか。こうしてみるとゲームを始めた存在自体は人間以上の何かで、涼香達はゲームを何とかするために動いているのだろうか・・・

2015/10/24