出版社内容情報
UVERworldの楽曲『一億分の一の小説』が、彼らのドキュメンタリー映画『THE SONG』の監督を務めた「中村哲平」原案による新たな物語として誕生!屋久島、都会を舞台に繰り広げられる群像劇です。
内容説明
一冊のかなしい小説があった。人生に悩みを持つ者達は、その小説に引き寄せられ、屋久島へと向かった。交わるはずのなかった人達が、一冊の小説によって、繋がっていく。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CD
2
AIが書いた小説みたいで、表面だけがなぞられている感じ。。登場人物がみんなコンサバでおしゃべりな感じ・・・ただ、屋久島の美しさを書いてくださったことは、屋久島好きとしてありがたいです。2023/04/22
とっきー
2
登場人物が多く、中盤では読みにくいと思っていたが、物語が進むと共に登場人物への思い入れが強くなり、読みづらさはなくなっていた。そして文体の美しさが際立っていった。太一と父親が再開した場面では感動して泣いてしまった。物語は十分素敵なものだったが、UVERworldの一億分の一の小説という曲の歌詞と、想像していたよりリンクしていないと感じていた。しかし、読了後すぐにその曲を聴いてみると、「絶望」「孤独」「再会」など重なるキーワードが多く納得した。この曲がより好きになった。2022/08/24
ばたかっぷ☆
1
屋久島に行きたい2019/04/09
「」
1
きれいな小説です。
ふー
1
主役となる登場人物がここまで多い作品はあまり読んだことが無かった為、場面の切り替わりの多さや人物の名前を覚えるのに苦労しましたがやっと読み終える事ができました。 鹿児島県にある屋久島を舞台に繰り広げられた物語で読み始めは大々的なタイトルにしては変化が少ない物語だなと思っていましたが読み進めるうちに作品にものめり込めるし登場人物の過去に驚き、今に感動をもらえた素晴らしい話でした。 それと共にいつかこの作品に出てくる屋久杉や景観を見に屋久島に行ってみたいなと思わせる素敵な作品です。2016/03/16