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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃりんこママ
27
西洋拷問史。１,2巻とも少し前に読了したが興味本位で読むのではなかったと後悔した。2017/06/26
ヨックモック
6
美女や美少年が残虐な拷問をされる描写を延々と描く、歪んだ性癖向けの下品な漫画…では片付けられない丁寧さは感じるしっかりした歴史漫画。/斬新な解釈や極端な脚色も感じられない。史実をベースに学習漫画くらいのエンタメ性を付加してテンポよく紹介していく/スペイン異端審問の話は素晴らしい！現在からすれば狂ってる悪魔祓いの拷問を、ラストを非常に清々しく、満ち足りたものにして結んでいる。拷問する神職者たちに悪意などなく、ただ使命感と責任感と葛藤のみがある。当時のモノの見え方のリアルとは、こんな感じだったのだろうと思う2016/04/08
gogoolump
3
古代中世で拷問により死刑となった人達の話。特に中世は拷問器具が発達しておりエグい死に方が多い。2016/07/13
こらげ衛生兵
3
こう言っては語弊がありますが、面白かったです。描写がしっかりとしていて、人間とは愚かで恐ろしいものだなぁと感じました。2016/05/07
てほら
3
西洋における拷問の歴史を、オムニバス形式で紹介する。拷問自体が残虐であるのはもちろんであるが、大西さんの絵もこれまた上手くて残虐性が際立っている...（あまりうれしくない笑）。思わず目をそらしたくなる描写が数多ある。でも、逸らしてはいけない。それは事実でありわたしと同じ「人間」がやったこと（19世紀までスペインでは異端審問をやっていたそうだ）なのだ。それをしっかりと受け止めて、自覚し続けないと、という気にしてくれる。わたしだって同じような「残虐性」を持っていて、時として頭をもたげる可能性はあるのだと。2015/12/25
