出版社内容情報
宏たちの次の目的地は、ミスリル、オリハルコン、アダマンタイトと鉱物資源豊富で加工技術にも優れた国・フォーレ。春菜の鍛冶師デビューなど、モノづくり系ファンタジー本領発揮。「アズマ工房・精錬祭り」開幕!!
内容説明
砂漠の国・ダールでのあれやこれやの問題が一段落したものの、まったりと落ち着くことなく、慌ただしく新たな国を目指すことになる日本人一行。それもそのはず、次の目的地は鉱物資源が豊富で、金属の加工技術に優れた国・フォーレ。職人魂あふれる宏にとって宝の山であり、春菜の鍛冶&精錬スキルアップが期待できるのだ!前のめりな気持ちの一行だが、入国早々に謎の崩落事故に巻き込まれることに…。ミスリル、オリハルコン、アダマンタイトと、聞いただけで胸躍る素材の宝庫であるフォーレが舞台!春菜の本格的な鍛冶師デビューなど、モノづくり系異世界ファンタジーの本領発揮!鉱山トラブルや闇の勢力の暗躍にも負けず、採掘、精錬、また精錬の『アズマ工房・鍛冶祭り』が開幕だ!!
著者等紹介
埴輪星人[ハニワセイジン]
大阪府出身。ネット上で連載した『フェアリーテイル・クロニクル』が話題となり出版デビューを果たす。現役の町工場の社長である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 零細企業営業
20
また別の国に行くが、その国はドワーフが幅を利かせていたが、、彼らは鍛治と酒以外に興味がなく、店の経営とかは全く出来ない種族だった。そのせいで国の運営は人間が行なっている始末。そんな国の国王は、、見た目は長身のドワーフだった。主人公達は鉱山見学中に事故が発生して調べてみたら鉱山がダンジョン化していた。鉱山が主な収入源の国にとっては国存亡の危機。そんなダンジョンをサクッとクリアして、鉄鉱石ではなく魔鉱石を産出する鉱山にしてしまった。ただ精錬が出来ないのでその技術指導もする事になる。2021/09/23
Koning
18
フォーレ編。例によってという一言で済ませてしまえる。これもそろそろきつくなってきたなー(汗)。宏以外の面子の元の世界でのやらかした過去であるとかこの辺から徐々に出てきてたんだなー。しかし、編集やっぱり仕事ちゃんとしようよー(ry2015/11/18
アウル
11
フォーレ編突入。今回は鍛冶がメインの話だった。またも異界化に巻き込まれてるが今回はあっさりと撃破してる上に複数回倒し美味しくいただいてる。ヒヒイロカネの鍛造は人に見られたくないわな、軽く危ない人やしwパーティー全員が現実世界へは一度でも戻りたいとは思わなかった。それぞれ事情があるにせよ真琴の理由は激しく同意するわ。武闘大会開催されるので店を出そうとする宏だけど一番良い武器が鉄の剣なのにえげつない能力を付加してるのには笑ってしまう。最後に真琴が誕生日プレゼントで貰ったもんがオーバーテクノロジーすぎw2015/08/23
外道皇帝
7
炭鉱と鍛冶の国フォーレを訪れたアズマ工房一行。ダンジョン化した炭鉱での活躍と鍛冶作業がメインの巻。じっくりと書き込んであってこのくらいのペースのほうが面白い。ヒヒイロガネの特性がめちゃ笑えるしそれで作った剣と相性が良い真琴もまた笑える。 2015/10/16
T
6
砂漠の国・ダールでの問題が一段落した日本人一行。彼らの次の目的地は鉄の国・フォーレ。 ミスリルにオリハルコン、アダマンタイト。豊富な鉱山資源に職人魂が疼く、モノづくりから始まる異世界転移ファンタジー、第八弾。フォーレ編、前編。豊富な鉱山資源を目に目の色を変え、職人魂を全力で発揮する宏。様々な金属の中でも癖が強いヒヒイロカネの加工は面白かったです。これまで以上にマイペースで過ごす中、裏でのっぴきならない状況になりつつある神殿絡みの問題をどう解決するのか。次回も楽しみです。2022/02/02