メディアファクトリーのコミックエッセイ<br> ゆがみちゃん―毒家族からの脱出コミックエッセイ

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メディアファクトリーのコミックエッセイ
ゆがみちゃん―毒家族からの脱出コミックエッセイ

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784040677118
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

毒父、毒母、毒祖母が支配する家から脱出し、自分の生きる場所を獲得していく「ゆがみちゃん」の、勇敢な戦いを描く!「家」や「家族」に苦しむすべての人に自由をおくるコミックエッセイ。

内容説明

兄妹を徹底的に差別し、娘の人格を否定し続ける母。罵声や暴力によってわが子をコントロールしようとする父。新興宗教を家族に強要し、恨み節や悪口をまき散らす祖母。大人のいない場所で妹をいじめるようになった兄。そんな「毒家族」が支配する家で育ったゆがみちゃんが家から逃げ出し、じぶんの価値を見つけ出し、自らの手で解毒していく戦いを描く、衝撃のコミックエッセイ。

目次

第1章 追憶編(毒田家の日常;毒田家の子ども ほか)
第2章 絶望編(きょうだいの崩壊;心の居場所 ほか)
第3章 解放編(計画と実行;悪意と決意 ほか)
第4章 転機編(会話と対話;愚直と転換 ほか)
第5章 超越編(内なる自分;完璧と普通の罠 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

114
再読。「毒親」と言う言葉は割りと認知されてきてますが、その実態を実は良く知らない人の方が多いのでは。本書はそんな「毒親」の有り様を赤裸々に告白した作品。「毒親」と戦い続けたゆがみちゃんの姿に自身のそれが重なります。私の母親も「毒親」で色々と彼女からは酷い仕打ちを受けました。程度の差はあれど「毒親」がしてることは精神的殺人だと思います。親から物理的に離れたとしても、子供を心理的に侵し続ける「毒親」と決別するのは容易ではありません。それでも諦めずに「毒親」と戦って本当の自分を取り戻したい。戦いはまだこれから。2016/03/28

青蓮

78
ネットで時々読んでた作品が書籍化されたので購入しました。原わたさん程ではないにしろ、私も毒親育ちだったので、共感するところがとても多く、読んでて涙が出ました。私も毒親からの仕打ちに耐えられず家出して一人で暮らしてますが、まだまだ自分の傷を癒せてない状態です。きっと長い時間がかかるだろうけど、少しずつ私は私であっていい、自己肯定感を育てていきたいです。今、毒親に苦しめられてる人にも参考になる本だと思います。2015/07/21

♪みどりpiyopiyo♪

61
隣人の苦しみを知ることから始めよう、と手に取りましたが、思いの外 身につまされる読書となりました。■自覚の有無に関わらず、家族関係でもそれ以外でも、抑圧されたり、無自覚に自分を抑圧したりして生きてる人は多いよね。誰かが言う「常識」なんてただの思い込みだけど、「常識」が当てはまらない境遇に置かれた人は、適応できない自分を責めてしまいがち。■この本は、そんな境遇、そんな心理状態から自力で抜け出し、自分の価値観を自力で見出した記録です☆ 読んでる私も、これまでを省み自分を褒めながら読みました(2015年)(→続2018/10/22

なるみ(旧Narumi)

30
図書館で偶然手に取った一冊。非常に読みごたえがありました。毒親、そしてご自身を取り巻く環境や感情、毒親からの離れ方をロジカルに、かつ親しみやすいイラストで描かれています。自分が感じた感情を、自分で認めてあげること、その大切さが本書を読んで一番印象に残りました。2018/09/15

アイアイ

28
父親から「死ね」と言われるゆがみちゃん。ただ生活する、就職するという自然な事を 妨害する毒親。世間はそんな家族と著者を切り離しては見てくれない。 言葉は悪いけどクズ一家に産まれ、そこから奪還できたのは奇跡だし凄い。 私も負の連鎖は自分の代で終わらせたい。▽図書館2016/02/14

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