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内容説明
いよいよ最終決戦の舞台、瀬海学園文化祭が始まった。初日に行われた討論会で千夏陣営、愛梨陣営のマニフェストが出揃い、残すイベントは三日目のミスコン、そして五日目、生徒会総選挙の最終投票だけに。「そんなに抱きつかなくていいんじゃないか？」「私たちは恋人なんですから、こうするのが自然なんですよ」支持率を得るための追い込みとして恋人を演じ続けながらも文化祭を楽しんでいた北斗と愛梨だったが、愛梨の様子がどこかおかしい？そして、生徒会総選挙の行方は―？あさのハジメ×ゆーげんが放つ劇場型青春ラブコメディ、運命の刻が迫る…！
著者等紹介
あさのハジメ［アサノハジメ］
第５回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
29
テンポよく進んで行ったので、わずか全4巻で完結でした。シリーズ通して、サクサク読めましたが、物足りなさも残りました。なんていうのか、竜頭蛇尾？1巻が本当に面白かったので、あっさり終わってしまったことは残念に思う。逆説的に言えば、それだけ楽しみにしていたし、次はどうなるのだろう？的な期待感も高かったので。 なんにせよ、このシリーズは面白かったし、楽しみにしていたので、楽しみがひとつ減りました。2015/06/01
よっち
27
討論会でマニフェストが出揃い、文化祭三日目のミスコン、五日目生徒会総選挙の最終投票で千夏・愛梨二人の勝負が決まるシリーズ完結巻。恋の行方自体はこれまでで何となく見えつつあったと感じていて、それをどう着地させるのかは生徒会長選がポイントと思っていたので、そのあっけない幕切れはやや意外。ただ最終的に向かう方向性を考えると、これはこれでいい落とし所だったのかもしれないですね。劇場型青春ラブコメという試みは、ゆーげんさんの絵ともうまくマッチしていい感じに楽しめたんじゃないかと思いました。次回作にも期待しています。2015/05/22
まるぼろ
18
さて完結巻です。ルナに千夏との秘密を知られてしまった北斗は会長選で愛梨を裏切るようルナに脅迫されるが北斗はそれを拒否、そして愛梨にその秘密を打ち明けようとするが…というお話です。流石というか終わってみれば後日談としてのエピローグも込みでとても綺麗な完結だったな、と思いました。千夏の屋上での出来事からの顛末は、失恋もさる事ながら千夏にとって初めての挫折と言うのもあったんだろうな…と。北斗と愛梨の馴れ初めも初巻からここまでダレる事無く急過ぎる事もなくちょうどいい進展具合で良かったな、と。次回作にも期待です。2015/07/06
ナカショー
18
完結巻。テンポ良くサクサク進んで面白かったんですが、何だか物足りなさを感じました。次回作も楽しみです。2015/06/03
giant★killing
15
完結。内容はルナは北斗と千夏が兄妹であることに気付き北斗に対して脅しをかける。その一方で、北斗と愛梨はお互いの気持ちに素直になるべく行動に出るが、そこに千夏が絡んで来て…。うーん…最終決戦くらいはマトモにやってほしかったなぁ…不戦敗とか…千夏(血夏)さんが最終巻で一気に可哀想な娘になってしまったのが残念です。てっきり血夏さんのことだから「にぃを奪うあっちゃんなんて殺してやる！」とか「千夏のモノにならないにぃなんて殺してやる！」とか言って包丁持って刺しに行くくらいは平気でやると思ったんだけどなぁ^^;。→2015/09/29
