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出版社内容情報
【著者紹介】
千葉県在住。第8回新人賞【最優秀賞】受賞。
内容説明
悪行や非道により忌み嫌われ、忘却された人物や伝説の主役たち“流罪者”が集う異世界―喪失世界。暁斗や理愛のような現実から迷い込んでしまった人間は、記憶を代償にする異能での防戦を続けていた。暁斗は死闘の中“流罪者”と同じ謎の力を使う夕凪―想いを告げる前に死んだはずの少女―と邂逅し、その正体について苦悩する。一方、帰る家を喪った自分を同棲させてくれている理愛に甘え過ぎまいと、暁斗はIT企業でアルバイトを始めてもいた。そんなある日、“流罪者”アル・カポネに襲われている夕凪と遂に再会する!最悪の“流罪者”、物語のご都合を操る少女メアリー・スーとの戦いの始まりと共に…。キオクと代償のバトルアクション第2幕!
著者等紹介
天埜冬景[アマノトウケイ]
第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
3
生活の為にアルバイトを始めたりする中、新たな敵と邂逅する今巻。・・・人気が出なくて打ち切りかー・・・残念。というかあのキャラは二次創作をする場合は一つの悪いお手本になりそうだな。そんな彼女の望みは最強故の望みであり・・・そして酒で儲けたギャングは彼らしい策をとる。・・・そんな中、少年と少女は結果的に再び重なり合わず、少年は隣で戦ってくれた少女との日々を進むことに。・・・若干理愛が可哀想な気もするが、まあそれはこれからに期待していけばいいのか。時間はたっぷりとあるわけだし。 総じていえばまあまあな物語。2015/04/27
jr5477
2
ストーリー:7 とりあえずこの巻で完結です。1巻の人気が芳しくなかったようなので予想してはいましたが少々残念ですね。打ち切りの影響か恋愛や日常方面がかなり駆け足になってしまっていますがメインの部分は結構しっかりしていたように思います。喪失世界と現実世界の関係もちゃんと練られているし、強引なハッピーエンドにもしていない。余計な萌えのあるファンタジーではなく意外としっかりした物語でした。個人的にはお気に入りの部類で埋もれてしまったのが惜しい作品です。2015/05/03