内容説明
二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に何かがあった。…見覚えのない女の、死体。おれが殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか?密室のマンションで、女とおれは二人きりだった…。雑誌『ダ・ウィンチ』から生まれた新しい小説の楽しみかた…小説×写真の世界。
著者等紹介
貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。93年、『慟哭』で作家デビュー。2010年、『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞
藤原一裕[フジワラカズヒロ]
1977年奈良県生まれ。96年、井本貴史とお笑いコンビ「ライセンス」を結成。第29回「NHK上方漫才コンテスト」優秀賞受賞。テレビ、舞台で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
82
貫井徳郎作というので読んだが、貫井徳郎作という触れ込みで誘い寄せる仕掛けの本だった。 モデルありきのビジュアルブックってことかという内容。真面目に読むと落胆するかも。2015/08/08
ベイマックス
71
図書館本。短くてすぐ読めた。内容と写真を合わせていておもしろい企画だった。女優さんも入れるといいのに。内容は、短いこともあるし企画ありきだからだろうな、軽かった。こういう本は、部屋にこもって読むよりも、カフェのオープンテラスとか、ホテルのロビーで読んでいるとさまになるのかも。って思うのは田舎者だからかな(笑)2020/08/23
Satomi
57
大好きな貫井さんということで飛びついた一冊。何故かモデルがライセンス藤原。もぉー今日は言う!!ダメでしょ。嫌な予感はしてたよ。ビジュアルブックという企画ものだからしかたないのかもしれないが、それにしても酷い。 モデル気取りの藤原が残念過ぎる。申し訳ないが気持ちが悪い。大好きな貫井さんへの好感度より藤原への嫌悪感が勝る…。企画としては失敗でしょ。貫井さんの作品は、やっぱり後味の悪い長編がイイ!!2015/08/19
らむり
46
手軽なミステリーです。120ページくらいだし写真が多いし簡単に読了できます。ライセンス藤原さんの写真は、何の意味があるのでしょうw2015/04/28
のりすけ
32
え?これだけ?あら、そうなの?という感じで終わってしまった。写真は…ごめんね、要らん子扱い、マイ脳内では。藤原さんが嫌いなわけじゃないんですけどね。でもなんか漂うんです、コレジャナイ感が。図書館で借りたら「文庫じゃないんだ、こっちなんだ!」仲間です。 2019/02/13