内容説明
仕官学校の誘拐事件を見事解決した、やる気なし軍人のユイ・イスターツ。学校長として功績は収めるものの、軍上層部や貴族院に疎まれ解任させられてしまう。そんな中、ユイが志願したのは、外務省。しかも仕官学校誘拐事件の首謀者ワルムの所属していたラインドル王国の駐在大使だった。因縁浅からぬラインドルは、実権を握る宰相と彼に抵抗する者達との間でまさに乱政状態。自らにも監視がつく中、救国の英雄ユイが取る行動とは…!?やる気なし英雄が送る隠れヒーロー譚、待望の第三巻がここに登場!
著者等紹介
津田彷徨[ツダホウコウ]
兵庫県出身の消化器内科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 零細企業営業
11
悪意ある異動で潜在的な敵国へ外交官として行ったが、タダでは転ばないよね。。 相手の親玉を救出して大逆転劇。 その陰で涙を流しながら激務に耐える後輩w やる気がないけどやる事をやる奴はカッコイイね。2019/08/06
eucalmelon
3
今回は駐在大使。いろいろ器用に役職をこなせるもんだと思う。いや、こなしていないか・・・。脱出のために大使館を燃やしてしまったのには呆れてしまった。お礼がその建物の立て直しを要求したから、多少は反省しているんだろう。ムラシーンもユイを警戒して調べていたようだが、向こうからやってきては対処も受けに回ってしまうし、不利になったのも仕方がない。魔法士を誘拐して、ユイが来る原因を作ったのも彼だから、因果応報なんだろう。2018/11/02
Abercrombie
2
○ 魔法科生徒を攫った国へ駐在大使として赴く主人公。王子を助け、乗っ取りを図る宰相を倒す王道すぎるストーリーだが気楽に読めるし、レギュラーメンバーも総出演。2016/11/09
菊地
2
もうすでに、主人公のやる気が普通にある。2015/03/25
ラル
1
他国で大活躍するお話。ちょっと策が雑だったなーという印象。1,2巻のヒロインたちはちょこっと登場。ロリコンではないのでこの巻はヒロイン不在という感じ。やばくなったらあの同期二人呼んどけばだいたい解決するよな。ユイの活躍にあんまりわくわくしなくなってきたなー。もう一捻りほしい。それかヒロイン固定して深めてくれ。キャラはふつーに魅力的なんだけど。ただ次巻は本国に緊急召還ということで1巻以来となる王女様のターンか。(面白さの)勢いの巻き返しに期待したい。2018/12/28