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内容説明
柊黒斗は生まれついての異能者だった。人と関わらず普通の人間として暮らしていた彼のもとに神の使い―神霊を名乗る少女フェルが現れる。「一緒に、世界を救いましょう」「断る」救世の願いをあっさり断る黒斗。それでも必死の説得で異世界へと旅立つことになった黒斗たちだが向かう途中、想定外の事態に巻き込まれる。辛くも異世界へ辿りつくも、そこは目的の時代から既に五百年も経ってしまっていて…救世主になるはずだった少年、柊黒斗がやっとの想いで辿りついた世界は、とっくの昔に救われていた。規格外の救世主による、全世界を敵にまわす反救世譚、始まる!
著者等紹介
上智一麻[ジョウチカズマ]
ライトノベル作家。第9回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞。同受賞作「仮想領域のエリュシオン」で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
8
生まれついての異能者だった黒斗は、神霊フェルの説得により異世界を救いに行くこととなる。だがアクシデントによりたどり着いたのは救うはずだった異世界の500年後、すでに世界は救われていた。俺TUEEEかなと思ったらしょっぱなから叩き潰される。そして力が制限され弱くなると。ある程度平和を保ってる世界で必要な義正に我慢できずに噛み付くといったところ。悪くないんだけど飛び抜けて良くもない感じ。ちびフェルが可愛い。2015/03/02
真白優樹
5
救うべきはずの世界を救えず未来に来てしまった少年が戦い抜いていく物語。・・・あの邪魔してくれた竜は一体何がしたいのだろうか。何か未来を見ていた気もするが・・・それはともかく五百年も保たれてきた平和と一人の少女を天秤にかけて一人の少女に傾き実行してしまった主人公は中々に凄いと思う。これから世界の敵となるかもしれないということでこれからの旅路は一体どうなるのだろうか。というか真実にいつか気づく人も現れるのだろうか。 まだ物語は始まったばかりなのでこれから面白くなってほしい。次巻も楽しみである。2015/02/26
ツバサ
4
普通よりちょっと上って感じかな。二転三転する展開は良かった。キャラはフェルとイリアが可愛かった、クーレルカは良いやつ。主人公の行動理由がもう少し良ければなぁ。2015/03/02
ラル
3
なんとなく本屋で見かけて面白そうだったので買ってみた。 あらすじ通り異能力持ちの主人公が異世界に来たものの過程で色々あって〜というもの。中盤まではサクサクと読めたものの終盤の展開がちょっと色々と思うところがないわけではない。まあ個人的には目をつぶれる程度なのでいいんだが。さらに好意的な言い方にすれば、この勢い、嫌いじゃない。 ここからどうお話を展開させていくか気になるところ。とりあえず二巻まで様子見で読んでみようかな2015/03/26
Tomoaki Nakamura
3
簡単にまとめると「俺TUEEE系主人公が異世界に飛ばされて、その時能力が制限されちゃったけど、惚れた女の子(ロリ)のために頑張っちゃう」って話。よくある系の話ですね。とりあえずまだ一巻なんで、今後に期待かなぁ・・・。2015/02/24
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