内容説明
私はいくつに見られようと平気よ。今の自分にできることをすれば、91歳でも堂々と生きられるわ。憧れの絵本画家ターシャが自らの価値観をあますことなく書き下ろした特別編。本編の写真はすべて2006年に撮影。
目次
1 何もしなければ何も生まれない
2 老いていく自分を慈しむ
3 わたしを育ててくれた人達
4 それぞれの子どもに、それぞれふさわしいことを
5 完璧なのは咲いたばかりの花くらい
6 自分の家を好きなようにできる一人暮らしの楽しさ
7 絵本作りと旅
8 この世は生きている人のもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかは
52
美しい花たちと飾らない絵と心に染み入るような言葉。ターシャの本の存在は知っていたけれど、ちゃんと読むのは初めて。ささくれだった心がときほぐされていくようだった。他の本も読んでみよう。写真を見ているだけで癒されます。私も花を育ててみたいな。2020/04/05
ochatomo
10
日本オリジナル“ターシャの言葉”シリーズ第4弾 さすがに新鮮味ないが91歳となる2006年撮り下ろし書下ろしで気を惹く 小さな花瓶や手作り人形・ぬいぐるみの写真が多くて、野外作業が難しくなったことが推し量れる 挿絵が比較的多く挿入されて絵本作家の面も楽しめるからか文庫化されている 2006刊 文庫化2016年2019/11/26
けろ
6
ターシャの絵とお人形、作品が中心。40代の終わりに日本に来たことがあり、奈良を訪れたそうだ。2006年撮影。2020/03/04
りょうちん
4
知る人ぞ知るというおばあちゃんなのでしょうか。図書館で手に取り、その場で読了。彼女の言葉が綴られています。彼女が作った絵、ぬいぐるみ、人形、ナチュラルライフも魅力的です。2020/02/16
Hammer.w
3
自分で作り上げてきたからこそ響いてくる言葉です。自分は再読する際に今の自分につながる言葉を捜して、『生きていることを楽しんで 』のきっかけにしています。2015/11/05