内容説明
漫画やアニメを見ていると、「あれっ?」と思う瞬間がある。いま主人公は、さり気なく科学を超えた行為をしなかったか―!?だが、そんな疑問の多くは、物語に没頭するうちに雲散霧消する。この本には、あなたがそうやって置き去りにしてきた疑問がいくつも載っているはずだ。どうか本書によって、かつての自分の疑問に再会してもらいたい。多くの人たちが柳田理科雄に質問をぶつけてくれるからこそ、本来なら消えてしまっても不思議ではない小さな疑問がこんなにも熱く、深く、楽しく広がっていく。
目次
サザエさんの首は細すぎませんか?
『鋼の錬金術師』では「人体の材料は子どもの小遣いでも買える」と言われてました。具体的にはいくら?どれだけ貯金すればいいですか?
『浦安鉄筋家族』で、フグオがフーセンガムで空を飛びました。実際にやろうと思ったら、どれだけのガムが必要ですか?
『ブリーチ』の剣八は、いつも「やちる」を肩に乗せています。そんなことができますか?
『ハヤテのごとく!』の綾崎ハヤテは、時速80kmの車に自転車で追いつきました。どれほどの脚力ですか?
力太郎は、おじいさんとおばあさんの垢から生まれたそうです。人間の子どもほどの垢を2人で出せますか?
アンパンマの顔は球体ですが、どうやって焼いたのでしょう?トレイに載せて焼くと、必ず下は平らになりますよね。
『とある魔術の禁書目録』のヒロインは10万3千冊の魔道書を記憶しています。人間、そんなに覚えられますか?
『バリハケン』では、組体操で逆ピラミッドをやってました。無理があると思うのですが。
『金色のガッシュ!!』では、超巨人がケルマディック海溝から日本まで泳いでいました。相当な被害が出ませんか?〔ほか〕