内容説明
元の世界に帰る手がかりを探るべくウルスを離れた東宏と日本人一行は、大きなトラブルもなく目的地である森の神・アランウェンの神殿にほど近い、エルフの村にたどり着く。想像の斜め上を行くエルフ達との出会いをはたした宏達は、森の神・アランウェンの神託を受けたエルフの娘・アルチェムとともに、神殿に向かうことになるのだが、そこで異界化したダンジョンに取り込まれてしまい…!?待望のエルフの森編の後編は、緊迫のダンジョン攻略、強敵との戦闘、アランウェンとの出会い等々、いつもの『フェアクロ』とは違った見どころがいっぱい!もちろんモノづくりもがんばる!!
著者等紹介
埴輪星人[ハニワセイジン]
大阪府出身。二次創作小説などを経て、『フェアリーテイル・クロニクル』を執筆開始。2013年9月に商業デビューを果たす。現役の町工場の社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
22
シリーズ5作目でアランウェン(ウェールズ風の名前で困る)の神殿に到着しておくとがるさま登場という巻(認識は間違っていないと思う)。しかし、こういう格好になるのかー(笑)。まぁ、そういうお話(w2014/12/03
こも 旧柏バカ一代
20
ダンジョン化していた神殿への道の途中。分断されてヒロシはラッキースケベ発動体質のアルチュームと2人っきりになってしまう。そんな彼女を守りながら単独でボス戦。腹を貫かれても何とかなってしヒロシの耐久力の高さが凄い。さらにアラウンウェンの眷属のオクトガル達も登場。どんだけシリアスな展開でもオクトガルが出てくると崩壊する不思議生物達。そんな連中の助けも借りてヒロシのいるボス部屋へ急行する日本人達は揃ったらボス戦は呆気なく終了。その後は、日本食への欲求全開で米、味噌、醤油の生産に邁進。次の目的地ダールに向かう。2021/08/25
アウル
14
エルフの森編終了。それなりに危ない戦闘だったのにも関わらず相変わらず素材の方を気にする宏はブレないなw元の世界に戻れるというという情報得て旅の方もちょっとは進んで行ってるかな?春菜が宏の事をついに意識し始め初々しい感じが微笑ましかった。やはり食に全力を注ぐ宏達は面白い。2014/08/28
まりも
12
オクトガルがタコ○カにしか見えない笑 エルフの森後編という事ですが戦闘よりも日常重視なのはこの作品らしいかな。まぁもうちょっと変化は欲しいと思いますが。展開は非常にゆっくりだけど恋愛要素も入るようになr春菜が可愛らしくなってきた。少しずつですが雰囲気が変わってきたのでこれからに期待してます。2014/09/29
外道皇帝
9
前巻の大ピンチな終わり方からしてかなり危ない展開かと思いきや想像以上に宏は強かった。エルフ編のまとめと後日譚が入ってますがあまり盛り上がりはない。オクトガルが可愛すぎるくらいか。あとはエアリスの成長ぶりが目覚ましい。2014/11/06