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内容説明
激戦の末、鳳凰星武祭を制覇した綾斗とユリス。束の間の日常を楽しむ綾斗らだったがユリスの故国リーゼルタニアに招待され、欧州へ向かうことに。紗夜の両親が住むミュンヘンを経由、リーゼルタニアに入る綾斗達一行。だがユリスの兄―国王の計らいで優勝凱旋パレードに巻き込まれてしまう。王宮での夜会など豪華なイベントに参加しながらも、綾斗はリーゼルタニアという国家が抱える問題とユリスの苦悩を知る。そんな中、ユリスと綾斗は“孤毒の魔女”の姿を目撃し―!?「戻って来い、オーフェリア。おまえがいるべき世界はそこじゃない」過去と現在が交錯し、物語は次のステージへ!最高峰の学園バトルエンタ第六弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
23
グリプスへの布石となる話でした。長らく行方不明だった姉があっさり見つかったりクローディア周辺でのことや、明らかに黒幕の存在を疑わざるを得ないような展開。それが今後グリプスで明かされていくのかどうなのか2016/03/26
いーたん
14
鳳凰から獅鷲への移行する為の話でした。クローディアの願いとその背景が非常に気になります。綾斗たちはまだ明かされていないクローディアの願いなど受け入れ、受け止めたうえで獅鷲星武祭編に突入してもらいたいです。また、ユリスとかつての親友であり『孤毒の魔女』オーフェリアの顚末、さらには綾斗に見つかった姉の治療に関して接触してきたアルルカントの『大博士』ヒルダの思惑と動向など、次巻以降への欲求をしっかり煽ってくれてます。いよいよ本格的に面白くなってきたように思えます。2016/04/24
晦夢
13
ん〜やっぱり惜しい感じ。綾斗たちはユリスの故国に招待される。紗綾、ユリスと実家めぐり。綺凛の実家はお預け。この作品の敵はどうもスッキリしないんだよね。毎回パターンも似たような感じだし。クローディアの望みは結局持ち越しか。2014/06/27
ぺぱごじら
11
世界が大きく壊れた災害を経て経済が先導化した時代、という背景で『造られた王国』の姫となったユリスの苦悩を軸に、各々が『自分の戦いを誰かにコントロールされる事情』とも戦う第6巻。勝ち抜くことで何かを掴むことができる、というアスタリスクのルールとそれを成し遂げると今までの何かが壊れかねないリスクの狭間で苦悩する彼等のフラストレーションが強く感じられる。2015-1682015/10/18
まるぼろ
10
鳳凰星武祭が終わり次巻から始まる獅鷲星武祭に向けての導入部を担ったような今巻、各キャラにおける獅鷲星武祭にて優勝するための明確な理由付けがされた巻だったように感じられました。今巻はユリスと紗夜の里帰りが主な行動内容でしたが、各人それぞれ、特に綾人、ユリス、クローディアの3人への動機付けに主眼が置かれているように感じられました。また、現状の統合企業財体のやり方への反抗と言ったメインテーマへの布石が敷かれたようにも感じられました。思った以上に早く綾人の姉への再会が果たされましたが…、次巻もに期待です。2014/07/01
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