メディアファクトリー新書<br> 日本100大企業の系譜―図ですぐわかる!

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日本100大企業の系譜―図ですぐわかる!

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040661988
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0260

内容説明

「三菱」を名乗る企業は、自社の名前が残らなければ合併しない。3社が合併したために3人の社長を擁する銀行(HD)がある。あの大手ゼネコンが書店を持っている理由は…など、長く日本経済を支えてきた大企業にはそれぞれの「事情」がある。敗戦、高度経済成長、バブル崩壊を経て再編めまぐるしい現在まで錚々たる大企業たちは何に打撃を受け、どう手を打ったか。系統図で易しく読み解ける、日本の屋台骨の形。

目次

序章 10分で読める日本企業の歴史
第1章 金融
第2章 商社
第3章 電機
第4章 自動車・機械
第5章 素材産業
第6章 建設・住宅関連
第7章 食品・消費財
第8章 流通
第9章 交通・物流
第10章 マスコミ
第11章 通信・その他
終章 そして三井・三菱・住友グループ

著者等紹介

菊地浩之[キクチヒロユキ]
1963年北海道生まれ。國學院大學経済学部を卒業後、ソフトウェア会社に入社。企業勤務の傍ら、論文・著作を発表。専門は企業集団、企業系列の研究。2005~06年、明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務。06年、國學院大學経済学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

31
日本企業の変遷をコンパクトに知ることのできるものでした。割愛された大企業も紙面関係上あってそこは残念なところ。2014/02/16

ひろき@巨人の肩

13
「組織の三菱」「人の三井」「結束の住友」。財閥の成り立ちと変遷、各財閥のグループ企業が眺められて面白かった。またマスメディアの系譜も興味深かった。どの企業もスタートアップから紆余曲折を経て現在に至っていることを再確認する。維新後、敗戦後と比べるとバブル崩壊後の企業再編は初期流動に思える。グローバル化とICTを基盤にした再編が今後、起こるのだろう。それにしても渋沢栄一の登場回数が多く、非常に興味を持った。2016/12/15

アルカリオン

10
経済用語の使い方が滅茶苦茶であり、噴飯もの。例えば伊藤忠商事と丸紅はそれぞれの創業者が兄弟だから「実は兄弟会社」だとか、ライブドア騒動の際にニッポン放送がフジテレビの「親会社」だったとか。前者は論外だし、後者は親会社ではなく筆頭株主にすぎない。目を引く話も含まれてはいる(例えば、日清食品は「美智子妃の実家・日清製粉」とは無関係)が、企業紹介本で経済用語が滅茶苦茶となると信頼度はゼロ。「美智子妃の実家・日清製粉」という表現もいかにも経済素人っぽい。2022/03/10

ちくわん

6
「財閥」をもっと知りたくて、手元にあった中から見つけた。100社あるが、ほぼ全部聞いたことがある。非上場も結構含まれるようだ。「財閥」についてもかなり情報があり満足した。後半のキーワードは「合併」。あまり知られていない企業にも興味がある。いっそのこと日経新聞取るか?2018/10/29

ジン

5
社名の由来や企業系譜に興味があるため、面白く読めました。各社の創業者は勿論すごいのだが、あちこちで名前が出てくる渋沢栄一が印象に残りましたね。彼の物語を読みたくなりました。2014/10/14

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