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内容説明
俺・桜田門次郎は、八殿識の実家が所有する別荘まで椎名町先輩や藤里たちと遊びにやってきた。先輩の浴衣姿に和んでいると、識の従姉妹である八殿朝顔、夕顔の双子姉妹と出会う。そんな楽しいひと時をぶち壊しにする台風の到来で、外との連絡を遮断されて孤立してしまった洋館。しかも、よりによって今日は先輩の「危険日」だったりもして、敵が先輩の命を狙うにはうってつけの機会だ。というわけで、先輩の身の安全を守ろうと気合を入れる俺に、夕顔ちゃんがとても気になる言葉を耳打ちしてきた。「後でお部屋に行ってよろしいですか?」―こんな危険な日に、そんな甘い誘惑なんて、絶対何か裏があるに決まってる、ような気がするんだけど…。
著者等紹介
サイトウケンジ[サイトウケンジ]
PCゲームのシナリオライターを経て現在はMF文庫J『101番目の百物語』、オーバーラップ文庫『聖剣と魔竜の世界』、富士見書房にて『トリニティセブン』漫画原作など、手広く色々頑張り中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
7
サイトウケンジ先生(@saitoro193)の #ラノベ モンジローくんはかっこいいなあ。館ものっぽいけど、実際はいちゃいちゃしているだけですなー。個人的には椎名町先輩が好きなので、出番がなくて、ちょいと微妙だったりします。 2013/12/11
コリ
6
まさか2巻目で早速タイトル詐欺をかましてくるとは!(笑)仕方ないとはいえ香夜がほとんど寝たきりだったしなぁ…。てことで今回のメインヒロインは不満や疑いの余地無しで、間違いなく表紙の識だった。クールな無感情系かと思ったら、結構好意がダダ漏れでやたら可愛い。この作者はヒロインの魅せ方が本当に上手いと改めて思った。不要なヒロインが一人も居ないので、いつか朝顔が戻ってくるのを強く期待したい。モンジローがサッパリしてるタイプなので、天然ジゴロっぷりを見せられてもイラつかないのも好印象だった。次回も楽しみ。2013/12/04
るか
5
表紙が識で話も識がメインという感じで椎名町先輩は今回ほとんど出番なしでしたがやっぱりこれはハーレムを広げていくのがメインなのだろうか・・・。椎名町先輩の安全日という名前なのに2巻の題名は椎名町先輩の危険日ってどういうことなんだ(笑)新キャラも中々ハードで面白かったです。内容は前回同様バトルしながら殺されながらもいちゃいちゃするという感じですかね。メインヒロインは識なんじゃないのと思えるくらいでしたがサイトウケンジさんの作品のラスボスは大体妹であるはず(笑)2013/11/24
藤崎
4
安全日と危険日を巡るフォークロアストーリー、順調にヒロイン増加の第2弾。今回は、多角形の館が、台風で陸の孤島となり、いわくありげな双子の、入れ替わりトリックで、満を持しての殺人事件と、コテコテのガジェットてんこ盛りで・・・ヒロインといちゃいちゃするお話。ええ、個人的には「それでこそ」な感じで楽しめました。そして新キャラメインかと思えば、先輩の出番が霞むレベルの全力投入で完全に識回。感情が希薄なタイプかと思えば抑え込んでるタイプっぽい描写で、要するに超絶可愛かったです。妹の出番もまだですし、次回も楽しみです2013/11/26
ころん
3
識の実家が所有する別荘まで遊びに来たモンジ達。そこはいかにもな洋館で、管理人として双子の姉妹がいた。台風により孤立する中、モンジは椎名町先輩が危険日であることを知る。ミステリ?サスペンス?と思わせておいて安定の異能バトルだった。もう少し館モノのミステリ感を出してほしかったかも。今回は識のターンということで識がひたすら可愛い。この作者さんが書く、思わせぶりな発言が多いけどからかってるのか本音なのかわからない無表情キャラ好き。2013/12/29