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内容説明
精霊剣舞祭(ブレイドダンス)閉幕から一週間。“精霊王”の祭殿で起きたあの出来事以来、ずっと意識を失っていたカミトが目を覚ました。安堵して泣きだすクレア。しかしそんな彼女に向かってカミトは残酷な言葉を口にする―「おまえは誰だ?」と。そう、カミトはレスティアにまつわるすべての記憶を失っていた。学院のこと、チームメイトの少女たちのこと、そして記憶と共に封印された剣精霊のことも―。忘却の中で過ごす穏やかな学院生活。だが“魔王”を巡る運命はそれを許しはしない。一年に一度の学園祭を前にして、記憶と剣を封じられたカミトに敵の魔手が迫っていた―。無敵のエレメンタル・ファンタジー第12弾―堂々の新章開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
27
精霊王の祭壇の出来事から意識を失っていたカミトが目を覚ますと、教導院時代まで記憶を失っていた。エストとも離れ学院の環境に戸惑うカミト。学院は学園祭を控えていたものの聖剣を狙い暗躍していたものが襲撃してきて…。第三部開幕,記憶喪失回。レスティア消滅のショックで記憶を封印してしまったカミトの自我は暗殺者であった教導院時代まで戻るも淫王,夜の魔王である不埒ハプニングはしっかりと守っててくれたねwエリスの淫鎧は本当過激だったなw庇い役となったクレアはなんか大分大人になってたねwエストがいなかった分スカーレットが→2015/05/02
シンヤ
23
新章突入で平常運転ではありますが、手堅く凡庸にって感じでしょうかね。序盤の展開から大きな動きでしたが、それなりに回っていたかなと。学園パートも多めでゆったりと腰を下ろした導入巻ってところでしょうかね。終盤のレスティア・エストあたりまでは、正直なところ作品の要素を活かし切れず、この切り出し方かって感じではありましたが、終盤からはいい感じの流れになったかな。中盤までの記憶喪失の展開が、あっさり順応し過ぎて盛り上がりには欠ける。緊迫感はあったのに落ち方もあっさりで消化不良。うーん、全体的にもう少し活かせたような2013/12/15
まりも
23
記憶喪失になってもこの作品のスタンスは変わらないな。エストの出番が少ないくらいで他はいつも通りの展開でしたね。淫王、性霊王扱いされるカミトには笑いました。記憶がなくなってもラッキースケベ体質はなくならないって素敵。記憶を取り戻し更なる力を手に入れたところで次巻へ。最後にロリレスティアが登場したという事はエストとレスティアのロリ精霊サンドイッチになるんですねわかります。これからさらにパワーアップしていくとのことで楽しみです。2013/11/24
sskitto0504
21
第3部スタートですね。相変わらずのカミトハーレムでしたが、正妻レスティアにすべてもってかれる感がありますね。まあ、エストとレスティアが可愛ければいい作品なので、それだけを楽しみに読み続けたいと思います。2014/08/24
HAL
17
精霊剣舞祭編が終わって新章開始。今回はカミトが記憶を失ったところから始まるけど彼の取り巻きヒロインはともかく周りの女の子の態度が全く変わっていない…記憶を失くしても淫王やら夜の魔王やらの扱いを受けるとはw新章の初めということもあってストーリーやラブコメ方面はあまり進まなかった印象が。まあ幕間ということなのでしょう。一応新しい敵が出てきたり最後のほうでレスティアが転生してたりしていたので今後この新たな敵や復活したレスティアを使ってどういう展開になっていくのか楽しみ。2013/12/15