- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > メディアファクトリー新書
内容説明
外国(韓)から来た斬新な赤だから「韓紅」、藍染の甕をほんの少しかすめたような淡い青「甕覗き」…。色の名前は人々が生活のなかで育んだ、豊かなイメージにあふれている。本書では、日本で古くから伝えられてきた伝統色に西洋由来の知っておきたい色を加え150色を厳選、写真とともに詳しく紹介している。教養として手元に置けば、眺めるごとに癒される一冊となるだろう。
目次
第1章 赤の仲間
第2章 黄・橙の仲間
第3章 緑の仲間
第4章 青の仲間
第5章 紫の仲間
第6章 茶の仲間
第7章 無彩色の仲間
著者等紹介
永田泰弘[ナガタヤスヒロ]
カラーコンサルタント。1936年、島根県生まれ。大東高校・山口大学工学部卒業後、大日精化工業(株)(顔料・インキの製造で業界3位)に1958年入社し、合成樹脂着色技術を研究。1968年からカラープランニングセンター(色彩啓発活動を行う任意団体→現在は色彩設計を行う株式会社)に勤務し、景観色彩基準や、建築物外装などの色彩計画に従事。同社代表取締役を経て2011年に退職。日本色彩学会において、JIS(日本工業規格)「物体色の色名」の策定に参画。日本色彩学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
50
今後も資料として見て行きたい。2013/11/06
WATA
16
「黄色」「水色」といった基本的な色から、「瑠璃色」「茜色」「江戸紫」など聞いたことはあるけど正確には説明できない色まで、様々な色を150色も紹介した本。便利なポケット事典として使えそう。2014/02/04
ちっこい まつき
4
しょうぶ色とあやめ色は違う色…2014/01/26
伊達酔狂
3
★★★★★2014/11/16
Rieko Ito
2
コンパクトな本だが、中身は充実していて興味深い。色名の由来と、マンセル値、CMYK値、RGB値がきちんと表記されている。「甕覗」という色名が一番面白かった。ただ眺めるだけでも美しい。2018/07/19