出版社内容情報
少女とドラゴン。静かで温かな秘密の生活に異変が……。東欧のとある国。日本人留学生のののと、彼女がたまたま手に入れた卵から孵ったトカゲちゃん。
トカゲちゃんは成長するにつれて、伝説の存在"ドラク"にそっくりになっていく。
そして存在を知られてはいけない秘密の生活に、様々な異変が…。
みよしふるまち[ミヨシフルマチ]
著・文・その他
縞田 理理[シマダ リリ]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
38
ほんわか かわいいお話の続きを読みました。マンガだよ。女の子が異郷の地で出会った小さな生き物。静かで温かな秘密の生活に異変が…。 ■伝説の"ドラク"(ドラゴン)にそっくりになっていくトカゲちゃん。森に息づく小さき者たち。この巻は、東欧の信仰や風俗や食べ物が沢山出てきたのも嬉しくて。■小説をコミカライズする時にどんな工程を経たか、のお話も興味深く読みました。続きも楽しみ。トカゲちゃんの安穏な日々がずーっと続きます様に ✩⡱ (2018年)2019/05/07
Nyah
36
トカゲちゃんは、伝説のドラクに似ている!トゥパシリクが忠告にやってくる。乗れるか試した後はもう大きくなって、うちに住めなくなった。そしてののを乗せて空を飛んだ!一つ目の扉が開かれた。楽しい。こういうのは趣味にドンピシャ。2021/05/18
瀧ながれ
23
ドラゴンの存在がほかの人にも知られてしまったり、不思議な存在がドラゴンについて語っていったり(いつも思うんだけど、預言はもうちょっと具体的にわかりやすく授けてほしいものですね。叶えなくてもいいならともかく)、静かだけど大きく物語が動いたように見える。これはたぶん、きちんと終わりを見て物語っているのだろう。森で暮らすことになったトカゲちゃんがおうちに帰りたいしぐさを見せるのが切なかった。それが成長ということ。戻れない幼少期ということ。後半に出てきた男性が、どのような役割を果たすんだろうか。2019/04/09
しましまこ
21
でかくなっても可愛い。2018/12/29
ネムコ
20
二巻目にして、こんなに“トカゲさん”が大きくなっちゃうとは。家に収まりきらず、別居するトカゲさんとのの。トカゲさんは、本物のドラクになれるのか。そこまでにどんな試練が待っているのか。あと一巻くらいでさくっと終わるのもありだな。2019/01/19