ＭＦコミックス アライブシリーズ 私の傷は死んでも消さない 〈１〉

緋鍵龍彦

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 164p／高さ 19cm
• 商品コード 9784040643656
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

『断裁分離のクライムエッジ』の緋鍵龍彦最新作！

軒下山猫には、二人の幼馴染みがいる。一人は、ある事件で額を傷つけてしまい、「一生責任を取る」ことを誓った女子大生・野鼠。もう一人は、ちっちゃい体のマスコット的な同級生・豆柴。時に三人で遊び仲良くしていた彼らだったのだが、高校二年になったある日、豆柴の家を訪れると様子が……。この日を境に山猫の人生が加速する！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[レリナ]

連載が続いていけば、事件で傷を負ったヒロインがふえるかも。一見甘々な感じのラブコメだが、中身は少し不穏な感じがある。少しダークさを感じる内容の山猫達のラブコメ。負い目なのか恋心なのか。傷を消せないのではなく消さない。ヤンデレが出てきているわけではないので、平和な感じがあるのだが、やんわりと闇を感じるよね。作者さん独特の作風なのか、前作にあった独特のキャラ設定は健在かと思われる。一巻で判断するのは時期尚早かもしれない。これから面白くなる可能性が秘められた作品には見える。次巻次第かな。次巻に期待。

2020/03/20

[リク@ぼっち党員]

男の傷なんざツバでもつけとけばいいけど、女の子ではそうもいかない。傷が絆となるラブコメ。絆というか、今のところ楔だけど。タイトルや表紙的には不穏な空気が漂ってるけど、暗い感じではなく普通のラブコメ。ヒロインの娘は(今のところ)病んだりしてないし、むしろ優しい娘ばかり。主人公が真面目で堅物なので、義務感だけではなく本当にヒロイン達を大切に思っているのが伝わってくるのもGood。個人的には豆柴ちゃん推し。健気ながらも意外と押しの強いところが可愛い。物語はまだ序章も序章。今後どんな修羅場が待っているのか楽しみ。

2020/02/24

[ちゃか]

幼少期、宇宙博に遊びに行った時……つい、展示品に悪戯してしまった主人公の山猫くん。 固定が甘かったと博物館側も瑕疵を認めてくれて、罪を公的に追及されることは無かったようですけど。 ……両親が仲良しで、姉みたいに思っている女子・野鼠の額に怪我をさせてしまい、彼は後悔したまま高校生になっていた。

2022/03/03

[藤和田]

自分のせいで傷を負った女の子に対して責任をとる話。3人目のヒロインまで登場したけど、まだまだ増えそうな気がする。ちょっと拗らせた感じのラブコメで、雰囲気が好き。

2020/04/08

[杜杜]

紙で購入

2020/02/23