ＭＦコミックス フラッパーシリーズ 恋する名画 〈１〉

みもと

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 148p／高さ 19cm
• 商品コード 9784040642840
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

あなたが知っている名画がここにある！　ピカソ「泣く女」、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」、岡本太郎「傷ましき腕」、クロード・モネ「ラ・ジャポネーズ」などをモチーフとしたガールズストーリー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おこげ]

まるで美術館に居るかのように、色とりどりな百合を読んで観て味わえる鑑賞型オムニバス。グスタフ・クリムトの水蛇Ⅰの解説にある、レズビアンをひとつのテーマとして描かれた作品たちがまさに本作にも通じている。国際百合婚した(事実)はなめとハンナの和洋ップルにときめき、恋愛と性愛のラインを切り取る花音とアリサのお話に胸を焦がす。明暗交え作者と名画のテーマに沿って女性同士の愛を読み解く、新しい百合の視点を学べる歓び。ここまで感想お読みいただきありがとうございました。2巻も楽しみにしております。

2020/01/23

[Ume]

名画をモチーフにし、そのテーマからは離れてちょっとひねったストーリーの百合化したオムニバス集。キャラが可愛いので悪くない。

2022/11/19

[いりあ]

雑誌「月刊コミックフラッパー」で連載されているみもとの「恋する名画」の第1巻です。世界の有名な絵画をモチーフにした百合作品です。本巻では、ピカソ「泣く女」、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」、岡本太郎「傷ましき腕」、クロード・モネ「ラ・ジャポネーズ」など10作品を取り上げています。名画を物語の中に上手に組み込んでいる上に、シチュエーションが豊富で百合短編作品として秀逸だと思います。毎回、解説がついているのも素晴らしい。この本をきっかけにして美術館とかに通う人が増えたら素敵だな。

2020/03/14

[Decoy]

こういう先行芸術作品へのオマージュ的創作は大好き。有名な絵画をモチーフにすることと、百合関係という、2つの制約がかなり効果的で、概ね成功している（作者は大変そう）。

2022/11/15

[なるみっちゃ@百合好き]

世界中の名画を全て百合にするまで読み続けたいですわ〜

2020/01/23