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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
90
芸大俳句ゼミ漫画2巻目。今回も面白かったあ。試験ということで鎌倉へ吟行(俳句を詠みに名所を訪ねること)、そしてみんなで句会の巻。普段意識しない季語が実は周りに溢れていることを知った。蟻や毛虫も季語なんだ。けど街中では見かけないか。吟行という名の散歩もいいかも。前巻でも思ったが隼先輩はエレカシの宮本さんに見える。今のところ怒りっぽいけど。坂本先生は穂村さん。俳句だけど。句会でレンカさんの「くっっっそ、うれしかった‥」というセリフが印象的。巻末のゼミ初日を描いた前日譚の先生の言葉が良かった。次が待ち遠しい。2020/01/15
アマニョッキ
39
面白いー!そして堀本さんの俳句が素敵すぎてやばい。2020/01/03
ネムコ
37
やっぱりキャラが立っていて面白い。行楽というと、観光地をのんびり巡ることが多いが、吟行と銘打って季語を求め、景色や虫に目を凝らす、そんな旅も良いかもしれない。2019/10/20
トラシショウ。
31
「ここにいるあなた達は小説を書く人漫画が好きな人色々だ。やりたい事がバラバラな皆さんにそれでも共通して言えるのは、入力無しの出力は難しいって事」。積読消化。文系の俳句ゼミとは思えぬ俳句造りの為の旅路である吟行で鎌倉を訪れた流星達。坂本の言葉によれば前期試験だと言うこの吟行、後にここから俳句を二つ創り出し発表する句会の顛末を描く。作者の独特なセンスの生み出す可笑しな言語表現で流し読みも出来るけど、根底には意外と深いコミュニケーションへの考察が眠っている様に思う。正直一巻よりも面白い(以下コメ欄に余談)。2021/05/28
瀧ながれ
28
購入直後、我慢できずにミスドで読了3周くらい。初めての吟行と句会。前巻では薺さんにほのかな共感を抱きましたが、今回は流星くんの言葉が刃のようにグサグサきました。あー、つまり創作を目指した人間は、多かれ少なかれ同じ道を歩くのだね、これからは覚悟して読むよ。レンカさんがチャーミングだったのも印象に残りました。彼女がこのゼミで「嬉しい」をたくさん実感できたらいいな。「文芸懊悩トリオ」が取り上げられがちですが、その脇で女子トリオの結束が強まった感じがしますね、いいことです。2019/10/18
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