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出版社内容情報
海の国で法律の穴と被告の墓穴を堀ることで裁判に勝訴したアラン達は、オーブを求めて大海原へ。人魚との種族の壁をスコップで掘って友好関係を築き、鉱夫潜水術（スコーケル）で水中呼吸も瞬時に解決。あまりのスコップ無双に己の無力さを痛感した女騎士カチュアは、それでも世界をスコップから守るため剣を振るう。するとビームが出た。どしゅおーんずがあーん。どう見てもスコップ波動砲「違う、聖波動撃（ジャスティストリーム）だ！ スコップじゃない！」波動を得た女騎士は人類を救うために、今日もスコップと戦うのだった――超英雄ファンタジー、戦慄の第三弾！
内容説明
海の国で法律の穴と被告の墓穴を掘ることで裁判に勝訴したアラン達は、オーブを求めて大海原へ。人魚との種族の壁をスコップで掘って友好関係を築き、鉱夫潜水術で水中呼吸も瞬時に解決。あまりのスコップ無双に己の無力さを痛感した女騎士カチュアは、それでも世界をスコップから守るため剣を振るう。するとビームが出た。どしゅおーんずがあーん。どう見てもスコップ波動砲「違う、聖波動撃だ！スコップじゃない！」波動を得た女騎士は人類を救うために、今日もスコップと戦うのだった―超英雄ファンタジー、戦慄の第三弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
37
オーブを探す旅もいよいよ大詰め、人魚の国、天空の国、闇の国と攻略を進める。といっても｢一瞬で闘いは終わった｣となるだけだけど...。くっころ女騎士カチュアがスコップ汚染から身を守ろうと必死なんだけど、スコップ騎士としての才能が開花していく矛盾が面白い。そしてリティシア姫が最早アランに次ぐスコップ使いになってしまっているのでは。狂気！人間ではない何か(スコップ)になった姫を、最後まで面倒を見るといったアラン。そして、カチュアは絶対に手放さないと宣言したアラン。この後どーなんの？2019/10/07
かんけー
34
読了♪すこっぷスコ？w最早リティシアは人扱いされてなく、スコップその物らしいと(^_^;)人魚の国では人魚少女ララを救い、空の国の天使ルーシィと天使長ガブリエラを救うも？アランの常軌を逸したw行動に？？の連続で(^^;只ひとりカチュアはスコップ色に染まるまいと？抵抗するがwルーシィに自分と同じオーラを感じ？親近感を持って接する。スコップの出鱈目さは今に始まった事ではないので無視(笑)出てくる女の子が可愛い♪のだから何も言う事はないですね～♪然し？アリスは気の毒w変な引きでw続くらしいと(^_^;)→2019/10/26
まるぼろ
26
スコップこわい(すこわい) 今巻はオーブを集めるべく人魚やら天使やら悪魔に支配された国の人やらをスコップで助けた先からすこ姫がすこするお話です…ｗ 今巻も体力やらSAN値やらがスコップですこすこ削られる読み心地でしたが、すこ姫やガブリエラにクロノノらスコップ勢とカチュアやルーシィにオデッサらの常識でいたい勢のせめぎ合いが楽しかったです。だけどそんなスコップには屈しないと言い続けてきたカチュアがラストにまさかまさかの…ｗ 思わずえぇぇ…ｗって思いましたけど次巻どんな話になっていくのか楽しみです。2019/10/16
nishiyan
20
齢1000を超える「宝石掘りの翁」こと鉱夫のアランと王女リティシアのオーブ探しの旅も第3巻。本巻は人魚の国、空の国、闇の国を「スコップ汚染」するというお話。リティシアの酷さは切れ味が増し、カチュアのツッコミも苛烈になっていく。何だろうか物語はきちんとしているのに「スコップ汚染」で全てが片付けられてしまうのは、あのスコップのせいなのだろう。闇の国ではかの国で救い出された冷静なツッコミ役オデッサがカチュアに冷酷な宣告をするところが笑えました。そして驚愕のラスト…。次巻がとても楽しみであり、恐怖です(笑)。2019/10/05
真白優樹
20
大海原へ乗り出し早速人魚達をスコップで洗脳する中、カチュアの剣から突然波動が飛び出す今巻。―――忍び浸み込む汚染は限りなく、君は抗う事が出来るのか。 人魚やら天使やら異種族がどんどんスコップを布教され、唯一の良心だったカチュアも知らぬ内に染められていく。リティシア姫が一瞬元に戻ったかと思えば更に深みに堕ちたりする、スコップの侵略が止まらぬ、上げて墜とされ読者の心も更に試される、正にギリギリの攻防が楽しめる巻である。貴方は深淵を覗く覚悟はあるか。珍しい引きで終わったその先とは。 怖いが次巻も楽しみである。2019/09/27
