内容説明
この本は、「定点観察」とよばれる方法で、学校の帰り道の道ばたに生える草たちの1年を描いていきます。「定点観察」は、観察する場所(エリア)を決め、そのエリアの植物と、そこを訪れる虫や小動物や鳥といった動物たちを、定期的に連続して記録する観察法です。この本では、春から次の年の春まで、ハルノノゲシやセイヨウタンポポ、カタバミ、ヨモギといった身近な草たちの成長や変化を中心に、20場面に分けて描いていきます。
著者等紹介
たかはしきよし[タカハシキヨシ]
1929年京都生まれ。現在、日本美術家連盟会員。日本理科美術協会会員。生物を主に自然をテーマとした作品で子どもの本の仕事を多数手がけている。また、『シートン動物記(全10巻)』、『ファーブル昆虫記(全10巻)』(以上あすなろ書房)、『生命の地球・恐竜はなぜほろびたか』(三友社出版)のさし絵なども手がける。千葉県印旛郡酒々井町在住
岩瀬徹[イワセトオル]
1928年千葉県生まれ。千葉県立国府台高校、千葉高校などで教鞭を執り、自然観察の手法を取り入れた生物教育を研究、実践してきた。現在、千葉県立中央博物館友の会、千葉エコロジーセンターなどを拠点に野外調査や普及活動を続けている。千葉県八千代市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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