内容説明
大嵐が森をおそい、フクロウ博士が住んでいる古いかしの木が、たおれてしまいました。こまった博士は、かってにグレイラビットたちのまき小屋にひっこしてきてしまいました!さあ、この〈夜の狩り〉のすきなフクロウのためになんとしても新しい家をさがさなければなりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほりん
26
フクロウ博士の家の古いかしの木が、嵐で倒れてしまう。グレイラビットとヘアとスクィレルの三びきは、博士のために新しい家を探しに行くが…。物知りなくせにいざとなると何もできない博士、ころがりこんできた博士に居座られては困るとなると俄然よく働き始めるヘアとスクィレル。フクロウが夜行性で肉食であることもキャラクターにいきていて、ユーモラスな味を出している。2022/02/15
遠い日
13
シリーズ2巻目。フクロウと森の小動物たちの微妙な関係は笑うに笑えないが、リトル・グレイラビットたちは嵐で家を失った博士のために尽力する。何もかものお膳立てをしたのも、リトル・グレイラビットたちの家に居座られては困るから。偉そうに言いながらも彼らの提案をすんなり受け入れるフクロウ博士は、案外気のいい人(人じゃないけれど)。玄関先の銀の鐘がすてき。2016/01/12
pocco@灯れ松明の火
7
グレイラビットシリーズ第2弾:森に大嵐がきて、銀の鐘のあるフクロウ博士の住む樫の木の巨木が倒れてしまった。「ああ、なさけないことになってしまったわい、ホロッホ、ホーホー。どうしたらよいものか?」村の仲間で助け合い!2011/11/09
ヴェルナーの日記
2
森の仲間たちから、少し恐れられているフクロウ博士。彼の住む古木が嵐で倒れてしまい、博士はグレイ・ラビットたちの住む家にやってくるのだから、皆は大慌て…… しかし、心優しい森の仲間たちの思いが溢れる作品になっている。2012/11/22